赤羽駅 - 鳩ヶ谷庁舎 - 鳩ヶ谷地区方面線
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「国際興業バス鳩ヶ谷営業所」の記事における「赤羽駅 - 鳩ヶ谷庁舎 - 鳩ヶ谷地区方面線」の解説
赤20:赤羽駅東口 -赤羽岩淵駅 - 荒川大橋 - 川口元郷駅 - 南鳩ヶ谷駅 - 変電所 - 鳩ヶ谷庁舎 - 桜町二丁目 - 新井宿駅 - 川口市立医療センター 赤20-2:川口元郷駅 → 南鳩ヶ谷駅 → 鳩ヶ谷庁舎 → 桜町二丁目 → 新井宿駅 → 川口市立医療センター(平日朝1便のみ運行) 赤21:赤羽駅東口 - 赤羽岩淵駅 - 荒川大橋 - 川口元郷駅 - 南鳩ヶ谷駅 - 変電所 - 鳩ヶ谷庁舎 - 桜町二丁目 - 鳩ヶ谷公団住宅 歴史は長く、起源は鳩ヶ谷自動車が最初に開通した路線にまで遡る。1916年の開業当初は川口駅 - 鳩ヶ谷線だったが、新荒川大橋の開通を経て1929年に赤羽駅への乗り入れを開始した。戦後は川口駅非経由化を経て1958年に鳩ヶ谷公団住宅発着便が開通し、この頃より利用者が急増、1964年には赤羽駅 - 三ツ和(現・鳩ヶ谷庁舎付近)を無停車とする急行が新設されたほか、1972年に元郷新道(現・川口元郷駅) - 赤羽駅でバス専用レーンを導入、1983年には変電所 - 浦寺の旧道上り線を通勤時間帯に限ってバス専用道路とするなど、運行円滑化のため様々な対策が行われた。このように、東京都内北部と旧・鳩ヶ谷市内を結ぶ大動脈の路線として、埼玉地区の国際興業バス路線を代表する最主力路線として利用されてきたが、2001年3月28日に埼玉高速鉄道が開業すると事態は一変する。 埼玉高速鉄道開業によって本数は半減、赤20・20-2(初代)が統合されて新井宿駅経由に変更されたほか、赤22(赤羽駅 - 変電所)などの廃止、さらに長年終着地として利用されてきた鳩ヶ谷ターミナル(浦寺操車場)が閉鎖された。以前のような勢いは失われているものの鳩ヶ谷営業所の最主力路線であることに変わりはなく、日中は赤21が1時間に3本、赤20が1時間に1本の運行、夕方以降は赤21のみで1時間に5本となる。さらに埼玉高速鉄道の料金が割高なうえに赤羽駅に接続していないため乗客が路線バスの利用を継続していることもあり、再び本数が増えると共に利用者の数も安定、現在でも大量輸送手段としての大役を担っている。 赤21の深夜バスは平日の終電前・終電後ともに3便ずつ合計6便が走るほか、土曜日にも1便が設定され、乗り場も日中のターミナル外からターミナル内に移動しており、鉄道からの乗り換え客がスムーズに乗車できるように工夫されている。深夜バスの最終便は、2010年5月17日より途中停留所からの乗車が不可能となり、降車専用扱い(乗車は赤羽駅のみ)となった。出発時刻は当初25:10発だったが、京浜東北線のダイヤ改正により2018年3月19日夜より25:15発となった。 2011年10月11日に鳩ヶ谷市が川口市に編入合併されたため、鳩ヶ谷市役所停留所が「鳩ヶ谷庁舎」に改称、本町などの旧・鳩ヶ谷市内の地区は「鳩ヶ谷本町」などに改称された。2013年2月16日、一度廃止されていた赤20-2が同経路で平日朝に限り1便新設された。2013年11月16日より、鳩ヶ谷方面は赤羽駅東口を発車後、赤羽駅東口25:15発(赤21深夜バス最終便、2018年3月19日夜出発便より5分繰り下げ)を除いて赤羽東本通り上に新設された停留所にも停車するようになった。 2014年6月15日の車庫移転後も川18・西川01と同じく、鳩ヶ谷公団住宅 - 鳩ヶ谷車庫間は営業運転が行われずに全便が回送で出入庫している。
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