試合中の演出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 02:43 UTC 版)
「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」の記事における「試合中の演出」の解説
5回裏終了時には球場内の総勢約80名のホーカー(鷹の様にスタンドを行き来する売り子)のリードで『CCダンス(Carp Cheer Dance)』が披露される。 『CCダンス』の原曲は『勝利を我らに!〜Let's win!〜』。振り付けはラッキィ池田の手によるもの。 『CCダンス』の振り付けはヤンキースタジアムの『YMCA』同様、アルファベット「CARP」を人文字で表すものであり、曲調も軽快なテンポの良いものであったため、09年シーズン終盤には観客の多くが参加するようになった。 旧市民球場から引き続き、6回裏終了時にはビジターチームの応援歌、試合開始前と7回表終了時、勝利時には『それ行けカープ 〜若き鯉たち〜』が流される。ビジターチームのヒーローインタビューは場内には流されない。マツダスタジアムへの本拠地移転を機に、『それ行けカープ』は塙一郎編曲、『鯉してるオールキャスターズ』歌唱のものに変更されたが、塩見大治郎歌唱のオリジナルバージョンや南一誠歌唱のものに比べて曲のテンポが速く、歌いにくいという問題が発生し、オープニングカードとなった2009年4月10日〜12日の対中日3連戦終了後に曲のテンポを遅くした。それに伴い、原曲よりもキーが下がっている(その一方で、神宮球場やZOZOマリンスタジアムのラッキー7では原曲のまま流されている)。『鯉してるオールキャスターズ』歌唱バージョンは2014年のオープン戦まで使用された。 カープが勝利を収めると、試合終了後は『勝利を我らに!〜Let's win!〜』がフルコーラスで流される。 2014シーズンは『それ行けカープ』を放映する際のVTRにカープファン著名人や一般のカープファンが同曲をメドレー形式で歌う映像が流された(曲自体は塙編曲のものが引き続き使用された)。また『ホームラン』・『アウト』・『チャンス』などのカープ側で動きがあったときの演出映像にも登場した。 2015年以降も引き続き、2014年と同じ形式の『それ行けカープ』が継承されている。毎年VTRに登場するカープファン著名人は一部変更されており(2016年バージョンは出演者が大幅に入れ替わった)、内容もその年のキャッチフレーズをイメージしたものにリニューアルされている(オープン戦では塩見歌唱のオリジナルバージョンが流されている)。 以前は広島の攻撃中に相手ピッチャーが交代する際、オフコース「さよなら」と石川さゆり「津軽海峡冬景色」が交互に流され、その後「燃える赤ヘル僕らのカープ」が流れる演出があったが、現在は行われておらず、BGMが流れるのみとなっている。ただし、現在も「それ行けカープ」オリジナルバージョンと「燃える赤ヘル僕らのカープ」はイニングの合間などでイレギュラーに流されることがある。
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