天津飯
(蟹玉丼 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 07:17 UTC 版)
天津飯(てんしんはん)は、かに玉(芙蓉蛋)を米飯に載せ、とろみのあるタレ(餡)をかけた日本発祥の中華料理。天津丼(てんしんどん)、かに玉丼(かにたまどん)としても知られる。
- ^ 塩田雄大 (2007). “ことばの地域差とその背景--あなたの地域は天津飯、それとも天津丼?”. Vesta 特集:食のことば (味の素食の文化センター) (2007年冬号).
- ^ 田中静一『一衣帯水——中国料理伝来史』柴田書店、1987年、183頁。ISBN 978-4388351732。
- ^ 奥田優曇華『食行脚(東京の巻)』協文館、1925年、47頁。
- ^ 開店時期について、銀座アスターウェブサイトは「大正 15 年が昭和元年(1926)に改元する、慌ただしい時期」と記している(昭和前期 - 銀座アスター (BRAND STORY))。
- ^ 早川貴正『天津飯の謎』ブイツーソリューション、2018年10月26日、85頁。ISBN 978-4864766395。
- ^ 横田, p. 101.
- ^ 横田, p. 102.
- ^ “中国にない中華料理「天津飯」を天津出身の中国人が食べてみた! 気になるその感想は?”. ロケットニュース24 (2012年3月24日). 2018年5月28日閲覧。
- ^ 横田, p. 104.
- ^ a b 坂本一敏『誰も知らない中国拉麺之路―日本ラーメンの源流を探る』小学館、2008年。ISBN 978-4098250097。
p25に卵と蝦を使ったものが写真付きで掲載されているほか、「帯魚」と呼ばれる太刀魚を炒めて濃い醤油で味をつけた天津飯の存在が記述されている。 - ^ 似内芳重『中華料理独習書』主婦之友社、1952年。
- 蟹玉丼のページへのリンク