草創期〜1980年代とは? わかりやすく解説

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草創期〜1980年代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 07:26 UTC 版)

九鬼 (アダルトビデオ)」の記事における「草創期〜1980年代」の解説

1977年4月設立オーナー中川徳章をはじめ、社員には寺山修司率い天井桟敷出身者多かったという。当初自販機本最大手だったアリス出版下請け編集プロダクションだったが、1978年頃から独自に出版手がけるようになり、「LANDA-S.S.」や「LANDA-G.R.」といったブランド自販機本カセット・ブック制作、「GAL/PRESS(ギャル出版)」の名前で看板雑誌Sister」を発行していた。その後九鬼KUKI)」の名前を前面出してビニ本制作始めグリーン企画(後の白夜書房)やハミング社(宇宙企画)、群雄社出版VIPと共にビニ本大手として並び称されるようになったビデオ制作1980年代初頭より「LANDA-S.S.」として手掛けてはいたが、1983年には出版業からビデオメーカーに業態転換し、「九鬼ブランド本格的な制作始めた。「九鬼としてのリリース1983年6月)は、ラブホテル流出ビデオ編集した消し忘れビデオ』(監督田中勉)と、裏ビデオダイジェストした『裏ビデオ通信』(監督:奥出哲雄)の2作品で、ストーリーもの、素人本番ものが中心だったAV市場の中では異彩放ち大ヒットとなったその後も、プライベートビデオ愛好家作品編集した『プライベート・ビデオ・チャンネル』シリーズや、伊勢鱗太朗の『風俗ギャル通信』などのユニークな企画ものを送りだした。 1984年8月には宇宙企画VIPのようなAV女優による「本番路線へと踏み出し冬美冬美本番』、杉田とも子とも子本番』、香坂和子和子本番』などのシリーズ作品が好セールス記録した1985年には当時代表する美形AV女優中川えり子デビューデビュー作の『えり子の本番』は大ヒットとなり、中川九鬼多く作品出演重ねた。また同年には日本代表的AV監督1人である豊田薫元オールナイターズ高野みどりの『少女うさぎ 腰ひねり絶頂!?』でデビューした1980年代後半に入ると、それまで企画ものを主に手がけてきた伊勢鱗太朗頭角現し漫画家平口広美蛭子能収)やミュージシャンJAGATARAOTO)、俳優田口トモロヲ)、ゲイといった異分子取り込んだドラマ現実交錯する作品づくりで注目浴びた。またこの時期には、ウルトラシリーズ演出知られ実相寺昭雄九鬼で『アリエッタ』『ラ・ヴァルス』等の作品制作し、特に『アリエッタ』は同社1989年年間トップ売り上げ記録するヒットになった

※この「草創期〜1980年代」の解説は、「九鬼 (アダルトビデオ)」の解説の一部です。
「草創期〜1980年代」を含む「九鬼 (アダルトビデオ)」の記事については、「九鬼 (アダルトビデオ)」の概要を参照ください。

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