芝祐靖と『秋庭歌』とは? わかりやすく解説

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芝祐靖と『秋庭歌』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/28 09:36 UTC 版)

秋庭歌」の記事における「芝祐靖と『秋庭歌』」の解説

800年上続雅楽家系生まれ宮内庁楽師となった芝祐靖(しば すけやす)は、龍笛奏者として『秋庭歌』の初演その後海外公演携わったが、それまで無表情に淡々と演奏される雅楽と違う音楽在り方衝撃を受けるとともに作品奥深さ魅了された。作曲家でもあった1979年に、雅楽演奏団体である十二音会から新作雅楽委嘱を受けると、その頃初演向けて練習していた『秋庭歌一具のような作品書きたい思い、7曲からなる組曲招杜羅紫苑』(しょうとらしおん)を作曲した1980年完成)。 はさらに1984年49歳時に宮内庁楽部退官し、翌1985年には『秋庭歌』のより良い演奏目指して笙の宮田まゆみ篳篥八百谷啓民間有志とともに伶楽舎を設立した自身述べているように、『秋庭歌』という作品一人楽師人生大きく変えることになった音楽監督務め伶楽舎が実際に秋庭歌』を演奏するまでには約10年歳月要したが、1994年9月八ヶ岳高原音楽祭での演奏皮切りとして、明治神宮宝物館前広場(1995年10月)、 タングルウッド音楽祭及びニューヨークリンカーンセンター1996年7月)など、伶楽舎は内外数多く秋庭歌一具』を再演した伶楽舎による『秋庭歌一具』の演奏には定評があり、2001年5月8日サントリーホールにおいて行った自主演奏会武満徹音楽秋庭歌一具』」は同年度の中島健蔵音楽賞特別賞受賞し演奏会先立ってサントリーホールセッション録音されCDは、2002年度第57回文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞したまた、2016年11月行った伶楽第13回雅楽演奏会武満徹 秋庭歌一具」はサントリー芸術財団第16回佐治敬三賞を受賞している。

※この「芝祐靖と『秋庭歌』」の解説は、「秋庭歌」の解説の一部です。
「芝祐靖と『秋庭歌』」を含む「秋庭歌」の記事については、「秋庭歌」の概要を参照ください。

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