自転車競技への取り組みとは? わかりやすく解説

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自転車競技への取り組み

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 09:41 UTC 版)

神山雄一郎」の記事における「自転車競技への取り組み」の解説

作新学院高校時代1986年開催されたソウル・アジア大会ポイントレース銀メダル獲得競輪選手になってからは1989年のフランス・リヨンの世界自転車選手権世界選)プロ・スプリント出場しイタリアクラウディオ・ゴリネリストレート負け喫するものの銀メダル獲得したちなみにこのときの世界選の模様NHK解説していた中野浩一は「ゴリネリに遠慮せず自分から一気スパートをかけていれば勝てた」と悔しがっていた。1990年前橋世界選でもプロ・スプリント出場したが7位に終わる。 翌年吉岡稔真世界選のケイリン出場することを表明したことから、それに遠慮する形で自転車競技への挑戦は一旦途切れることになり、しばらくは競輪専念していた。ところが吉岡1995年世界選出場を最後に競輪への専念表明したことから再び自転車競技への意欲出してきた。さらに1996年アトランタオリンピックからオリンピックでもプロ・アマオープンとなり、競輪選手にもオリンピック出場への道が開かれたことで、専属トレーナーから挑戦勧められ神山は、オリンピック出場意欲を燃やすことになる。 ところが国内として1枠設けられ1Kmタイムトライアル代表選考会において、神山十文字貴信前に屈した神山はこの時、1分3秒台で走破した十文字に1秒以上離され十文字強さ実感するとともにやっぱり自分五輪には縁がないのかな」と寂しさ覚えたという。この時点において神山オリンピック出場の道は閉ざされた。しかし後にスプリントワイルドカード日本にも与えられることが決まった神山選考会を勝ち、日本車連は神山推薦した晴れてアトランタオリンピック出場を果たすことになった。しかしスプリント種目出場したものの、一回戦敗者復活戦ともに敗退終わった1998年のバンコク・アジア大会でスプリント決勝馬渕紀明下し優勝した。だが、その後ドーピング検査陽性反応出てペナルティーとして短期出場停止処分受けた。 それでも神山再度オリンピックへの出場意欲燃やし2000年シドニーオリンピックではこの大会から新たな種目として設けられることになったケイリンチームスプリント当時はオリンピックスプリントという名称)に出場チームスプリントでは長塚智広稲村成浩組んで5位入賞果たした。しかしケイリンではお家芸意地をかけてメダル獲りに意欲を燃やすも敗者復活戦で1位入線するが斜行による妨害取られ敗戦失格裁定下された神山は涙を流した神山ライン駆け引きがなく純粋な走力勝負であるケイリン競輪とは別種競技であり、しかもダッシュ力、トップスピードにおいては欧米選手のほうが力が一枚上であることを実感したという。 何とか次の2004年アテネオリンピックではメダルを獲りたいと思っていた神山は、2002年釜山2002年アジア競技大会においてチームスプリント出場しアテネオリンピックへの夢を抱いていた。ところが、2004年メルボルン世界選にチームスプリント一員として帯同したものの、バックアップメンバー扱いレギュラーメンバー長塚伏見俊昭永井清史で、同種予選終了後永井から井上昌己変更)であり、出場機会さえなかったことから、とうとうアテネオリンピックへの出場を果たすことはできなかったことで、自転車競技への取り組みはアテネオリンピックへの挑戦一区切りした。もっとも、アテネオリンピックチームスプリントメンバー決まった長塚伏見井上の3人は、「神山さんがいないメンバー果たしアテネ戦っていけるかどうか不安」と一様に漏らしていた。アテネオリンピック直後行われたオールスター競輪ではオリンピックメダル後の凱旋注目浴びていた伏見下し、四年ぶりの特別競輪制覇果たしている。

※この「自転車競技への取り組み」の解説は、「神山雄一郎」の解説の一部です。
「自転車競技への取り組み」を含む「神山雄一郎」の記事については、「神山雄一郎」の概要を参照ください。

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