背景、対戦した戦力とは? わかりやすく解説

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背景、対戦した戦力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/02 02:06 UTC 版)

チカソーバイユーの戦い」の記事における「背景、対戦した戦力」の解説

1862年11月から、ミシシッピ州北軍指揮するユリシーズ・グラント少将は、ビックスバーグ市を攻略する作戦始めたビックスバーグミシシッピ川面した高い崖の上にあり、南軍にとっては強固な防衛拠点2つ1つだった(もう1つルイジアナ州ポートハドソン)。この要塞があることで、ミシシッピ川北軍が完全に支配することを妨げていた。グラント総勢7名の軍隊2つ分けた1つ自分指揮し、もう1つウィリアム・シャーマン任せたシャーマン右翼すなわちテネシー軍第13軍団を担い12月22日第15軍団と改組した。総勢32,000名であり、アンドリュー・J・スミスモーガン・K・スミスジョージ・W・モーガン、フレデリック・スティール各准将指揮する4つ師団編成された。 グラントの翼はミシシッピ中央鉄道を南に下り、ホリースプリングスで前進基地構築したビックスバーグには2方向からの攻撃計画していた。シャーマン軍が川沿いに下ると、グラント残った軍(約4名)を鉄道線沿ってオックスフォードまで下らせ、グレナダ近く自軍攻撃するためにビックスバーグ市内から南軍誘き出すことを期待し、展開を待つことにした。 海軍准将デイビッド・ディクソン・ポーター指揮する砲艦7隻と輸送艦59隻が12月20日テネシー州メンフィス発ちアーカンソー州ヘレナ停船して別働隊積み12月24日ビックスバーグ上流のミリケンズベンドに到着したヤズー川を上った後、ビックスバーグ市の北、スティールズバイユーの対岸にあるジョンソンプランテーションで、輸送船シャーマン部隊降ろした上陸先立って北軍海軍ヤズー川で機雷掃海操作行いその間装甲艦USSカイロ沈んだ)。 シャーマン軍の前進対抗する南軍は、ジョン・C・ペンバートン中将指揮するミシシッピ・東ルイジアナ方面軍であり、ペンバートンペンシルベニア州出身ありながら南軍のために戦う道を選んでいた。ビックスバーグ市を守る軍の直接指揮官マーティン・L・スミス少将であり、その下にセス・M・バートンジョン・C・ボーンジョン・グレッグエドワード・D・トレイシー准将指揮する4個旅団があった。スティーブン・D・リー准将暫定師団指揮し、その下にはウィリアム・T・ウィザーズ、アレン・トマス各大佐指揮する旅団付いたリーがウォルナットヒルズの防衛軍を守る主要指揮官だったが、12月29日遅くにはカーター・L・スティーブンソン少将到着して指揮官となった北軍はその前面にいる南軍比較して2対1(30,720名対13,792名)と優勢だったが、その前には自然が造ったものと人間造った防御双方恐ろしい迷路があった。先ずは木が厚く絡み合ったところであり、その間ところどころ沼地があった。チカソーバイユーは、胸の深さまである水流であり、幅は50ヤード (45 m)、木が岸まで迫りシャーマン軍にとっては、計画される前進線に並行しているので、部隊間の通信妨げ恐れがあり、障害物として機能する可能性があった。さらに南軍逆茂木のために切り倒した木を使って防御線を造っていた。

※この「背景、対戦した戦力」の解説は、「チカソーバイユーの戦い」の解説の一部です。
「背景、対戦した戦力」を含む「チカソーバイユーの戦い」の記事については、「チカソーバイユーの戦い」の概要を参照ください。

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