義和団の乱を扱ったフィクション作品
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戯曲 老舎『神拳』 「神拳」とは義和拳の源流の一つ。老舎は義和団との因縁が深い。彼は下級の満洲旗人の子として北京に生を享けたが、幼くして八カ国連合軍に父を殺されている。そのため幼少期は非常に苦労した。この戯曲には、老舎の義和団への思いが反映している。この他「吐了一口气」という作品も発表している。 小説 ニール・スティーヴンスン『ダイヤモンド・エイジ』(1995) 浅田次郎『珍妃の井戸』(講談社、1997) 莫言『白檀の刑(中国語版)』(2001) - 山東省での反乱が題材 松岡圭祐『黄砂の籠城』(講談社、2018) 映画 『紅燈祭』監督:(原題:The Red Lantern、1919年、監督:アルベール・カペラーニ、主演:アラ・ナジモヴァ) 『北京の55日』(原題:55 Days at Peking、1963年、監督:ニコラス・レイ、主演:チャールトン・ヘストン)史実に反しアメリカ人とイギリス人が中心に活躍する。撮影はスペインで行われたが、数千名の中国人を出演させるため、映画会社はスペイン全土から中国人を集めたという。またチャイニーズレストランで働く中国人が多かったため、撮影期間中の数か月は、スペインのチャイニーズレストランがほとんど閉店したという話が残っている。この映画は、そのテーマ性から香港では1980年代後半まで上映は禁止されていた。上で触れた柴五郎も登場し、若き日の伊丹十三が演じている。主役はアメリカ人のルイス少佐である。 『八国聯軍』(1975年、製作:ショウ・ブラザーズ(香港)、監督:張徹、主演:傅声) 『神鞭』(1986年、制作:西安電影制片廠(中国)、監督:張子恩、主演:陳宝国) マンガ 手塚治虫『一輝まんだら』(講談社ほか) ジーン・ルエン・ヤン『ボクサーズ・アンド・セインツ』(2013年、First Second Books)
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