紅綬褒章、とは? わかりやすく解説

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紅綬褒章

読み方:こうじゅほうしょう
英語:Medal with Red Ribbon

褒章一種自己の危難顧みず人命救助尽力した者を顕彰して贈られる栄典

褒章制度根拠として明治14年制定された「褒章条例第一条では、紅綬褒章は次のように規定されている。
自己危難ヲ顧ミス人命救助尽力シタル者ニ賜フモノトス
紅綬褒章の受賞者毎回数名程度であり、褒章の中では最も受賞者数の少な部類といえるまた、褒章多くが、長年にわたる取り組み成果功績として称えるものであり、受賞者年齢おおむね高い傾向があるのに対し、紅綬褒章ではたびたび30代20代、あるいは10代の者に授与されている特徴がある。

褒章には紅綬褒章、緑綬褒章黄綬褒章紫綬褒章紺綬褒章藍綬褒章の6種がある。いずれも天皇陛下の名において授与される

紅綬褒章は、毎年春と秋の2回、春はみどりの日に、秋は文化の日発表されるそれぞれ「春の褒章」、「秋の褒章」と通称される。

関連サイト
褒章の種類及び授与対象 - 内閣府
褒章条例 - e-Gov

こうじゅ‐ほうしょう〔‐ホウシヤウ〕【紅×綬褒章】

読み方:こうじゅほうしょう

自分自身危難顧みず人命救助した者に授与される褒章。綬(リボン)は紅色明治15年(1882)制定


褒章

我が国の褒章の種類


褒章(Medals of Honour

 明治14年に紅綬、緑綬、綬の各褒章が制定され大正7年に紺綬、昭和30年に黄綬、紫綬の各褒章が制定されました。褒章のデザインは、「褒章」の二字桜の花飾った円形メダルで、綬の色(紅、緑、黄、紫、、紺)により区分されます。

紅綬褒章
Medal with Red Ribbon
紅綬褒章

※ 左は略綬

緑綬褒章
Medal with Green Ribbon
緑綬褒章

※ 左は略綬

黄綬褒章
Medal with Yellow Ribbon
黄綬褒章

※ 左は略綬

紫綬褒章
Medal with Purple Ribbon
紫綬褒章

※ 左は略綬

藍綬褒章
Medal with Blue Ribbon
藍綬褒章

※ 左は略綬

紺綬褒章
Medal with Dark Blue Ribbon
紺綬褒章

※ 左は略綬

飾版(銀)
Silver Bar
飾版(銀)

飾版(金)
Gold Bar
飾版(金)


紅綬褒章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 01:21 UTC 版)

褒章」の記事における「紅綬褒章」の解説

紅綬褒章(こうじゅほうしょう)は、「自己危難ヲ顧ミス人命救助尽力シタル者」に授与される1882年明治15年)、青森県海岸暴風波浪により難破した漁船乗組員救助した工藤次郎受章第1号である。戦後年々受章者減少していた。 2003年平成15年)の栄典制度改正に伴い受章機会拡大図られ2004年平成16年)春の褒章では16年ぶりに紅綬褒章が3名に授与された。2005年平成17年)春の褒章では落水車からの人命救助により15歳少年贈られた(未成年者で初の受章)。また同年秋の褒章では、JR福知山線脱線事故救助活動当たった日本スピンドル製造二次災害防いだ主婦贈られた。 2011年平成23年)秋の褒章では、川で溺れていた男児協力して救助した13歳少年贈られた(2020年現在最年少受章者)。

※この「紅綬褒章」の解説は、「褒章」の解説の一部です。
「紅綬褒章」を含む「褒章」の記事については、「褒章」の概要を参照ください。

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