紅絞(英語名:Fameuse)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:00 UTC 版)
「日本最古のりんごの木」の記事における「紅絞(英語名:Fameuse)」の解説
原産地は未詳とされるが、フランスリンゴの実生の可能性が高いといわれる。日本への導入は1871年(明治4年)のことで、開拓使がアメリカ合衆国とフランスから導入した。津軽地方では「タマカン」とも呼ばれ、かつては広く栽培されていた。「タマカン」は「玉簪(たまかんざし)」を簡略化した言葉であり、この品種を初めて見た人々が「玉簪の珊瑚玉のように赤く美しい」と感じたことから呼ばれるようになったという。収穫期は10月の上旬から中旬で、切断面の果肉は真っ白である。カナダ・オンタリオ州でジョン・マッキントッシュによって発見され、1870年(明治3年)に品種として発表された「旭」(あさひ、英語名:Macintosh Red)は、紅絞の実生と推定されている。
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