第10話・アマネの村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:56 UTC 版)
「勇者ヨシヒコと魔王の城」の記事における「第10話・アマネの村」の解説
魔王の城は遥か海を渡った先にあり、渡るためには「魔法のじゅうたん」が必要であるという。じゅうたんを求めてアマネの村で開催されている珍品オークションに参加するヨシヒコ一行だったが、運良く出品されていたじゅうたんはヨシヒコらが手を出せないほどの高額で落札されてしまった。落札したのは思いもよらぬ人物、ヨシヒコの妹・ヒサであった。 カイザー 演 - マギー 西洋風文化の栄えるアマネの村で、ひときわ瀟洒な屋敷に住む華奢な伯爵。ヒサの婚約者(夫)。絵に描いたように嫌味な金持ちで、声のキーが高い。ヒサにかなりベタ惚れだったようだが、カボイの村に帰ることにしたヒサにあっさり別れを告げられてしまう。 執事 演 - 大河内浩 カイザー伯爵に仕える執事。第10話に先駆けて、前回(神官の社周辺)のラストで、セレブとなったヒサに仕える形で登場している。 仙人 演 - 斉木しげる(友情出演) ポクチーが自生する植物の楽園に行くための唯一の径路、「死の谷」に架かっている吊り橋のたもとに立ち、やましい心を持つ人間が無闇に立ち入るのを防守している仙人。渡ろうとする者に無理難題を出して、その答え如何で真意を量っている。ただ、ムラサキには「好きな男子の名前」、ダンジョーには「自分(ダンジョー)の名前」、ヨシヒコには「勇者の使命」を答えさせて簡単に通すも、メレブには「大爆笑させろ」と吹っかけるなど、難度に極端なムラがある。 ポクチー 声 - 村岡希美 東の山に咲く幻の花。色は赤く、喋ることが出来る。カイザー家の料理人との料理対決を前に、ハロハロ鳥のローストにポクチーを添えたものがヒサの大好物であると知らされたヨシヒコたちが探した。 ニセ貧乏親子 演 - 山田真歩(母)、今井悠貴(子) パスタ屋で一杯のかけそばを頼み、ヨシヒコに聞こえるように辛苦な身の上話をする下手な芝居で同情を誘う。思惑通り、罠に嵌ったヨシヒコが差し出したハロハロ鳥とポクチーを手に入れて、脱兎の如く去っていった。その正体は、ヒサが差し向けたカイザー家に仕える使用人であった。 幼いヨシヒコ 演 - 小林翼 回想シーンに登場。幼い頃から妹思いで優しい兄であった。ことあるごとにヒサに大きな塩むすびを作ってやっていた。 幼いヒサ 演 - 阿部日向子 回想シーンに登場。兄のヨシヒコより背が高い。ヨシヒコがヒサのために握ってくれた、質素で素朴な塩むすびが大好きだった。 魔法戦士バッカス 演 - 小栗旬(友情出演) 魔王の城の門番。敵を仲間に引き入れる呪文「ルフィーン」でヨシヒコを操り、意のままに動かそうとするが、「やれ」と言えば宴会芸を、「襲いかかれ」と言えばスケベな悪戯をしようとするなど、いまいち命令が適切に伝わらなかった。その後、ヨシヒコと一緒に分身の術を始めたが、すぐに見破られてしまう。ヨシヒコがスケベな悪戯をした時も一緒になってノッてきたりと、本人もちょっと頭が悪く、メレブに「根は善人なのでは」と指摘された。結局、正気に戻ったヨシヒコにあっさり斬られる。
※この「第10話・アマネの村」の解説は、「勇者ヨシヒコと魔王の城」の解説の一部です。
「第10話・アマネの村」を含む「勇者ヨシヒコと魔王の城」の記事については、「勇者ヨシヒコと魔王の城」の概要を参照ください。
- 第10話・アマネの村のページへのリンク