第三次D-Generation X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 09:22 UTC 版)
「D-ジェネレーションX」の記事における「第三次D-Generation X」の解説
2006年、WrestleMania 22でビンス・マクマホンとストリート・ファイト戦を行ったマイケルズはラダー上からDXチョップでアピールした後にフライングエルボーを敢行。ジョン・シナとWWE王座戦を行ったトリプルHは試合中にダウンしていたシナに向かってDXチョップを披露した。その後のRAWでの試合でもマイケルズとトリプルHはDXチョップを披露し、Backlash 2006でも両者はDXチョップを披露した。6月12日に開催されたRAWでのトリプルH vs スピリット・スクワッドの試合でトリプルHがスピリット・スクワッドにやられている所にマイケルズが乱入。スピリット・スクワッドのメンバーをトリプルHと共同でなぎ倒し、2人でビンスを挑発してDXを再結成。6月25日に開催されたVengeance 2006でスピリット・スクワッドと対戦し復帰戦を勝利で飾る。再結成後のRAWでは得意の下ネタやビンス・シェイン・マクマホン親子のモノマネ、ステージ上でのビンスの黒歴史映像の披露、あるいはビンス親子とスピリット・スクワッドにステージ天井から汚物をぶちまけるパフォーマンスなどで彼らをコケにし続けた。Saturday Night's Main Event XXXIIIでスピリット・スクワッドとエリミネーション・マッチで再戦を行い、ここでも勝利した。 サタデー・ナイト・メイン・イベント以降は本格的にマクマホン親子との抗争を開始。RAWではトリプルHとマイケルズを引き離して、ウマガに攻撃させるというビンスの策略に嵌ったが、8月20日に開催されたSummerSlam 2006でマクマホン親子に勝利する。8月21日に開催されたRAWでビンス所有のプライベートジェット、リムジンにスプレーで「DX」と落書き。さらにはWWE本社ビルの側面にも「DX」とペイントをした。その翌週のRAWでビンスが繰り出した刺客のフィンレー、ウィリアム・リーガル、ケン・ケネディを破った後、ECW世界ヘビー級王者のビッグ・ショーに襲撃され流血。9月17日に開催されるUnforgiven 2006でマクマホン親子&ビッグ・ショーと史上初のハンディキャップ形式ヘル・イン・ア・セルを行い、激闘を繰り広げた末に「ビンスのケツにキスする会」を行っているビンスを、失神しているビッグ・ショーのケツに顔面から突っ込ませる屈辱を味わわせて最後はスレッジハンマーで殴打して勝利し、この抗争に終止符を打った。しかし、2007年1月7日のNew Year's Revolution 2007のレイテッドRKOとの世界タッグチーム王座戦の試合中にトリプルHが重傷を負い長期離脱に追いこまれたため、第三次DXの今後は限りなく不透明な状態になってしまったが、11月5日のRAWで一夜限りという扱いで復活した。試合はランディ・オートン&ウマガ相手に勝利を収めた。以後、不定期ながらも大舞台を中心に時折結成する存在となっており、2008年10月の日本武道館公演でもファンを大いに沸かせた。また、普段はシングルプレイヤーとして真面目でシリアスなキャラのギミックを演じているマイケルズが、DXとしてパフォーマンスを行うと、途端におバカキャラにギミックチェンジして爆笑を誘うため、そのギャップもファンから楽しまれている。
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