シングルプレイヤーコンピュータゲーム
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シングルプレイヤーコンピュータゲーム(英語: single-player video game)とは、ゲームプレイ全体を通してプレイヤーが1人のみのコンピュータゲームである。「シングルプレイヤーゲーム」は通常1人のみで遊ぶ事のできるゲームを指すと同時に「シングルプレイヤーモード」という通常シングルプレイヤー(1人用)向けのゲームモードを指すこともありそういうゲームでは異なるモードで複数人のプレイヤーが遊ぶ事もできる[1]。『Tennis for Two』、『スペースウォー!』、『Pong』といった黎明期のコンピュータゲームは2人用であり、1人用ゲームが人気を得ていったのは『スピードレース』や『スペースインベーダー』のヒットによるものだった。1978年には最初のMMORPG、別名MUDが製作された。1990年代初期にはマルチプレイヤーモード向けにLocal Area Networkとヌルモデムを活用した多くのゲームが登場した。そのようなゲームには『DOOM』がある。
- ^ Oosterhuis, Kas; Feireiss, Lukas (March, 2006). The Architecture Co-laboratory: Game Set and Match II : on Computer Games, Advanced Geometries, and Digital Technologies. Delft: Delft University of Technology. p. 180. ISBN 90-5973-036-4
- 1 シングルプレイヤーコンピュータゲームとは
- 2 シングルプレイヤーコンピュータゲームの概要
シングルプレイヤー
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シングルプレイヤー(一人用ゲームモード)ではDOOMと同様に、敵を撃ち倒し、武器や弾薬やパワーアップアイテム等を拾い、ロックされた扉などを開ける為の鍵などを見つけながらステージを進めていくのが基本である。 例外的にQuake III: Arenaでは、この形式のシングルプレイヤーモードは存在せず、後述のマルチプレイヤーゲームをBotと呼ばれる、コンピューターが操作する敵プレイヤーと対戦する形式になっている。
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シングルプレイヤー
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Doom 3は、一人称視点からプレイするストーリードリブンのアクションゲームである。これまでのDoomシリーズと同じく、主要な目的は、プレイヤーキャラクターを真剣に殺そうとしてくる様々な敵キャラクターを倒し無事ステージを通過することである。しかしながら、Doom 3のよりストーリー重視なアプローチは、プレイヤーが友好的でストーリーの重要な情報や目的、インベントリのアイテムを提供してくれるノンプレイヤーキャラクターに頻繁に遭遇するということを意味する。本作はプレイヤーが生き残るための十個の武器を搭載しており、その中には短機関銃や散弾銃、手榴弾のような通常の小火器や、プラズマ兵器、Doomシリーズの伝統であるBFG 9000とチェーンソーが含まれる。敵は複数の形で、別の能力と戦術をもって来るが、ゾンビかデーモンのどちらかの大分類に分けられる。ゾンビはデーモンの力に取りつかれた人間であり、素手と格闘武器を使ってか、小火器でプレイヤーキャラクターを攻撃してくる。一方のデーモンは地獄から来たクリーチャーであり、そのほとんどが鉤爪やトゲを使うか、プラズマベースの火の玉を召喚して攻撃してくる。デーモンの屍は死後灰に帰し、死体の痕跡を残さない。 本作のステージはかなり直線的であり、ホラー要素が存在している。中でも最も際立っているのは闇である。このデザインの選択はプレイヤーの中の不安や恐怖の感覚を助長することだけではなく、プレイヤーが攻撃してくる敵を見づらくなりそうな、より脅威的なゲーム環境を作成するということも意図されている。この側面はプレイヤーが武器を持つかフラッシュライトを持つか選択しなければならず(2012年に発売されたBFGエディションが「duct tape mod」を標準の機能にするまで)、部屋に入る際にプレイヤーに視覚を取るか、構えた武器を取るか選択させ、結果としてプレイヤーのペースがより慎重になるという事実によりさらに補強される。さらに、ステージには決まって屍や切断された死体の一部や血痕が散らばっており、時々ゲーム中の照明に連動してプレイヤーを混乱させるために使われる。 無線通信はプレイヤーのコミュニケーションデバイスを通して頻繁に受信され、プレイヤーを不安にさせるためのノンプレイヤーキャラクターからの特定の音やメッセージを流すことで、雰囲気も加える。ゲームの初め、基地が混乱の渦に巻き込まれるイベントの間と直後に、無線送信器越しに頻繁に戦闘音や叫び、断末魔が聞こえる。取り巻く音は蒸気を上げるパイプや足音、機械などから出る時折の調子はずれの大きなノイズなどを通して、基地自体に及んでいる。取り巻く音はゲームの敵から出る深呼吸や不明な声、デーモンの嘲笑のようにも聞こえる。 ゲームの初め、プレイヤーは携帯情報端末 (PDA)を与えられる。PDAはセキュリティ・クライアンスレベルを内蔵し、別にロックされ立ち入り禁止になっている特定のエリアにアクセスできるようになる。加えて、PDAはメールを読むのとプレイヤーキャラクターがゲーム中に獲得するビデオを再生するのに使える。プレイヤーがゲームを通して見つかるほかのどのPDAを拾っても、必ず中身が自動的にプレイヤー自身のデバイスにダウンロードされる。他のPDAにはしばしば他のキャラクターのメールやオーディオログが存在し、ストレージやドアのキーコードなどの便利な情報であったり、重要なストーリーの詳細である可能性がある。
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