第三次戦役とは? わかりやすく解説

第三次戦役(216年 - 217年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 09:24 UTC 版)

濡須口の戦い」の記事における「第三次戦役(216年 - 217年)」の解説

216年10月曹操は自ら指揮を執って孫権征討赴いた11月、譙に到着した曹操は軍を率いて対峙する一方で山越族に反乱起こさせるなどの政治工作行った217年正月曹操軍居巣到着したが、疫病流行し士卒相次いで死去した司馬朗は自ら巡視して、兵士達与えていたが、自分は飲まなかったために病死した。曹操軍は郝渓に駐屯すると、濡須水域攻め同時に横江陸岸に進軍試みた孫権呂蒙蔣欽諸軍節度任命し2人と共に全軍指揮を執っていた。孫権は濡須の防衛為に、濡須塢の前方に城を築き始めた2月曹操攻撃開始し張遼臧覇諸将などを先鋒として築城部隊を強攻した。これにより建設中孫権軍の城は撃破され孫権軍後退した。しかしその後大雨により水位上がり水上から孫権軍再度進撃してきたため張遼撤退考えた。これにたいし臧覇曹操自分たちを見捨てるはないか独断後退するではなく命令を待つべきだと反対した。果たし次の日に後退命令があった。 山越出身丹陽の費鄱陽の尤突が曹操求め応じそれぞれ反乱起こし陵陽始安・涇もそれに呼応した孫権賀斉陸遜らに命じて反乱平定させた。降伏者の中から8000人の精鋭募りまた、会稽鄱陽丹陽山越者の中から募兵行い精兵数万得た賀斉陸遜はこれらの兵力従え横江近く戻り曹操軍迎撃した。徐盛らは水上から曹操軍攻撃しようとしたが強風によって流され自分の蒙衝は曹操軍の陣の岸の下に漂着した。この時徐盛以外の武将船内残ったが、徐盛のみが兵を率い上陸して突撃した徐盛突撃曹操大軍討ち取ると、敵軍大混乱潰走した。その後徐盛天候回復した後に堂々と帰還することができた。 呂蒙は濡須の城塞強力な1万配備させ曹操軍迎え撃った曹操軍孫観はこの弩によって射殺された。曹操軍先鋒は陣を築いたが、呂蒙はこれを機として急襲し曹操軍撃破した3月曹操軍はさらに再度周泰部隊によって攻撃された。曹操軍被害大きく一方全く戦果得られなかったため曹操撤退決意した曹操夏侯惇揚州方面26軍の総司令官任命し曹仁張遼らをつけて居巣残し自らは撤退した疫病により帰還途上王粲建安七子応瑒陳琳劉楨らが疫病により相次いで死亡した曹操大軍撃退した功績により、孫権呂蒙を左護軍虎威将軍に、蔣欽を右護軍に、周泰を濡須督・平将軍任命した。 この戦の後、孫権謀略によっては使者徐詳派遣して漢に対し仮初めの臣従申し出た曹操はこれを受け入れた

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第三次戦役(233年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 02:32 UTC 版)

合肥の戦い」の記事における「第三次戦役(233年)」の解説

233年孫権合肥攻め寄せたが、合肥新城が岸から遠い場所にあったので上陸しようとしなかった。満寵孫権は魏が弱気になっているのではないか決めつけ、必ず襲撃してくるに違いない判断し伏兵として歩騎兵を6千用意したところ孫権上陸して攻めかかってきた。伏兵らは100人の首を取った

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