第三子・次男家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:21 UTC 版)
陣内 万助(じんのうち まんすけ) 声: 永井一郎 70歳。栄の次男で、佳主馬の祖父。新潟漁港で水産業を営んでいる。自らも船を出す現役漁師で、少林寺拳法の心得もある肉体派。 女系家族故に男性側が比較的弱い中、行動力においては一族でも屈指の存在であり、ラブマシーンとの2度目の対決においては、不足する電力を補うために発電機を備えた漁船を新潟港から実家まで運び、また自身もアバター(イカを模した侍風)をラブマシーンに突撃させた。 陣内家の先祖が真田家臣で真田昌幸と真田信繁(幸村)親子に仕えて、真田昌幸軍の一員として第1次上田合戦及び第2次上田合戦に参戦して、侵攻してきた敵の徳川軍(第1次は徳川家康自ら総大将、第2次は家康は関ヶ原の戦いに参戦したので家康の息子の秀忠が総大将)を苦しめて郷土防衛戦で武功を上げた実績があることを誇っており、2度に渡る上田合戦(特に第2次上田合戦)の戦法(敵を自陣である上田城の城下町内に誘い込んで入れてから、城門を一気に閉めて敵を閉じ込めて敵の戦意を喪失させる)を参考に、わざと敵をおびき寄せて有利な状況にしてから包囲して叩き潰す戦法を健二に発案を行う。 しかしこの作戦はあと一歩というところまで順調に成功していたが、翔太が栄の遺体冷却のためにコンピューター冷却に使っていた大量の氷を持ち出してしまったために、コンピューターが熱暴走して佳主馬の奮戦もむなしく失敗してしまう。 小説版では健二にイカを褒められ、彼を気に入った。 陣内 太助(じんのうち たすけ) 声: 小林隆 45歳。万助の長男。やや肥満体、陣内電気店の店主。店舗規模は不明ながら大学などと取引をしている。 父の万助ほどのパワフルさはないが、血の熱さは受け継いでおり、ラブマシーンとの2度目の対決においてスーパーコンピュータ(大学に納入予定だった代物)などの一般人では調達困難な機材を取り揃えるなど、ハードウェア面における貢献者。 使用アバターはマントにつば広三角帽、赤いマフラーをした風来坊風のウナギ。 陣内 翔太(じんのうち しょうた) 声: 清水優 21歳。太助の長男。軽薄な出で立ちだが警察官をしている。親に対しても口の悪いところがある。 夏希を小さい頃から見てきたため、突然夏希の婚約者として現れた健二のことを快く思っておらず、健二に対して手厳しい。 2回目のラブマシーンとの対決では結果としてキングカズマの敗因となる行動をとる。 愛車は白のRX-7(FD3S)(後に侘助に盗まれる)。 アバターはサルを模したヤンキー風警官。 三輪 直美(みわ なおみ) 声: 山像かおり 42歳。万助の長女。派手な外見のバツイチ美人。 父親から従姉妹の理香共々『独身コンビ』と揶揄されているが、「離婚は私のせいじゃない!」と言い張っている。 ラブマシーン討伐を主張した健二に食ってかかるなど、万助に似て気は強い。最後には健二を気に入り、夏希と結婚することを薦めた。 使用アバターはボディコン美女風擬人化豹。 池沢 聖美(いけざわ きよみ) 声: 田村たがめ 39歳。万助の次女で、佳主馬の母。名古屋市内で介護福祉士として働く。女児(佳主馬の妹)を妊娠している。 使用アバターはデフォルメした羊。 池沢佳主馬の父(いけざわかずまのちち) 声: 羽鳥慎一 聖美の夫で佳主馬の父。OZの混乱が終結した8月1日に陣内邸に到着。アロハシャツにサングラスという軽装。
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