第三回TALIS(2018)
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「学校における働き方改革」の記事における「第三回TALIS(2018)」の解説
2018年のTALIS第3回調査では48か国が参加したが、ドイツ、中国(上海は参加)、前回参加したマレーシアは参加していない。 TALIS(2018)でも、中学校では、1週間あたり平均勤務時間の合計は参加国平均38.3時間に対して、日本は56時間で参加国最長であった。第二回2013が53.9時間だったので、増加したことになる。また、小学校でも54.4時間で参加国最長であった。 前回同様、女性教員の割合が参加国最低だった。 職員会議はカザフスタンが参加国最長の4.3時間で、日本は二番目に長く3.6時間だった(前回より0.3時間減)。 学校運営に関する時間も参加国平均1.6時間であったのに対して日本は2.9時間で参加国最長だった。最短はフィンランドの0.3時間だった。 事務時間(書類作成など)も参加国平均2.7時間であったのに対して日本は中学5.6時間で参加国最長だった。最短はフィンランドの1.1時間だった。 課外活動(部活動など)も参加国平均1.9時間であったのに対して日本は中学7.5時間と参加国最長だった。最短はスウェーデンとフィンランドの0.4時間だった。 一方、新項目「職能開発」では、日本は最短の0.6時間だった。 TALIS(2018)「中学校教員の仕事時間」(単位は残業等含む一週間あたり時間)合計授業授業準備職員会議採点添削生徒指導学校運営事務職能開発保護者との連絡連携課外活動(部活動など)その他の業務参加国平均38.3 20.3 6.8 2.8 4.5 2.4 1.6 2.7 2 1.6 1.9 2.1 日本56 18 8.5 3.6 4.4 2.3 2.9 5.6 0.6 1.2 7.5 2.8 カザフスタン48.8 15.1 9.1 4.3 4.8 3.5 2.5 3.2 3.2 2.5 3.1 2.2 アルバータ州47 27.2 7.3 2.6 5 2.3 1.8 2.4 1.5 1.4 2.7 0.7 イングランド46.9 20.1 7.4 3 6.2 2.5 2 3.8 1 1.5 1.7 2.2 アメリカ46.2 28.1 7.2 3.5 5.3 3.4 1.7 2.6 1.7 1.6 3 7.1 シンガポール45.7 17.9 7.2 3.1 7.5 2.4 1.4 3.8 1.8 1.3 2.7 8.2 スウェーデン42.3 18.6 6.5 3.3 4.1 2.2 0.9 3.2 1.1 1.5 0.4 1.9 ポルトガル39.6 20.1 省略 ※ デンマーク38.9 19.4 7 3 2.5 1.5 0.7 1.7 0.8 1.4 0.9 2.3 フランス37.3 18.3 7 2.1 4.7 1.2 0.7 1.4 0.8 1.1 1 1.8 オーストラリア37.2 19.2 省略 オランダ36.4 17.4 4.9 3 3.7 2.5 1 2.4 1.9 1.5 0.9 2 韓国34 18.1 6.3 2.5 2.9 3.7 1.7 5.4 2.6 1.6 2 1.8 フィンランド33.3 20.7 4.9 2.1 2.9 1 0.3 1.1 0.8 1.2 0.4 0.9 イタリア30 16.8 5.1 3.2 3.7 1.4 1.1 1.9 1.8 1.2 1 0.9 ※ 合計勤務時間順。空欄値は省略につき原表を参照。数値の太字強調はこの抄出表のなかでの最低値と最高値。抄出表以外のデータは原表を参照。日本の値が平均値よりも大差ない場合は強調しなかった。
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第三回TALIS(2018)
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「国際教員指導環境調査」の記事における「第三回TALIS(2018)」の解説
2018年のTALIS第3回調査では48か国が参加したが、ドイツ、中国(上海は参加)、前回参加したマレーシアは参加していない。 TALIS(2018)でも、中学校では、1週間あたり平均勤務時間の合計は参加国平均38.3時間に対して、日本は56時間で参加国最長であった。第二回2013が53.9時間だったので、増加したことになる。また、小学校でも54.4時間で参加国最長であった。 前回同様、女性教員の割合が参加国最低だった。 職員会議はカザフスタンが参加国最長の4.3時間で、日本は二番目に長く3.6時間だった(前回より0.3時間減)。 学校運営に関する時間も参加国平均1.6時間であったのに対して日本は2.9時間で参加国最長だった。最短はフィンランドの0.3時間だった。 事務時間(書類作成など)も参加国平均2.7時間であったのに対して日本は中学5.6時間で参加国最長だった。最短はフィンランドの1.1時間だった。 課外活動(部活動など)も参加国平均1.9時間であったのに対して日本は中学7.5時間と参加国最長だった。最短はスウェーデンとフィンランドの0.4時間だった。 一方、新項目「職能開発」では、日本は最短の0.6時間だった。 TALIS(2018)「中学校教員の仕事時間」(単位は残業等含む一週間あたり時間)合計授業授業準備職員会議採点添削生徒指導学校運営事務職能開発保護者との連絡連携課外活動(部活動など)その他の業務参加国平均38.3 20.3 6.8 2.8 4.5 2.4 1.6 2.7 2 1.6 1.9 2.1 日本56 18 8.5 3.6 4.4 2.3 2.9 5.6 0.6 1.2 7.5 2.8 カザフスタン48.8 15.1 9.1 4.3 4.8 3.5 2.5 3.2 3.2 2.5 3.1 2.2 アルバータ州47 27.2 7.3 2.6 5 2.3 1.8 2.4 1.5 1.4 2.7 0.7 イングランド46.9 20.1 7.4 3 6.2 2.5 2 3.8 1 1.5 1.7 2.2 アメリカ46.2 28.1 7.2 3.5 5.3 3.4 1.7 2.6 1.7 1.6 3 7.1 シンガポール45.7 17.9 7.2 3.1 7.5 2.4 1.4 3.8 1.8 1.3 2.7 8.2 スウェーデン42.3 18.6 6.5 3.3 4.1 2.2 0.9 3.2 1.1 1.5 0.4 1.9 ポルトガル39.6 20.1 省略 ※ デンマーク38.9 19.4 7 3 2.5 1.5 0.7 1.7 0.8 1.4 0.9 2.3 フランス37.3 18.3 7 2.1 4.7 1.2 0.7 1.4 0.8 1.1 1 1.8 オーストラリア37.2 19.2 省略 オランダ36.4 17.4 4.9 3 3.7 2.5 1 2.4 1.9 1.5 0.9 2 韓国34 18.1 6.3 2.5 2.9 3.7 1.7 5.4 2.6 1.6 2 1.8 フィンランド33.3 20.7 4.9 2.1 2.9 1 0.3 1.1 0.8 1.2 0.4 0.9 イタリア30 16.8 5.1 3.2 3.7 1.4 1.1 1.9 1.8 1.2 1 0.9 ※ 合計勤務時間順。空欄値は省略につき原表を参照。数値の太字強調はこの抄出表のなかでの最低値と最高値。抄出表以外のデータは原表を参照。日本の値が平均値よりも大差ない場合は強調しなかった。
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