第三回の任務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 08:16 UTC 版)
「U96 (潜水艦・2代)」の記事における「第三回の任務」の解説
U-96は1941年1月30日18時5分にローリアンを出港し、1941年2月28日にサン・ナゼールに帰還した。この30日間の任務では、北大西洋、アイスランド南方で活動し、4816海里の海上任務、188海里の潜航任務に従事し、7隻45478tを撃沈した。 1941年2月13日 イギリスのタンカー、セレア(8074t)を1発の魚雷と艦載砲を用いて撃沈。セレアはディーゼル燃料をキュラソー島からユー湖とスカパフローへ輸送中だった。セレアは106隻を擁するHX106輸送船団から遅れをとって航海中だった。59名が死亡した。 1941年2月14日 イギリスのタンカー、アーサー・F・コーウィン(10516t)を2発の魚雷によって撃沈。アーサー・F・コーウィンは14400tのガソリンをアルバからハリファックスを経由してアヴォンムートへ向けて輸送中だった。アーサー・F・コーウィンはHX106輸送船団から遅れをとって航海中だった。46名が死亡した。 1941年2月18日 イギリスの貨物船、ブラック・オスプレー(5589t)を1発の魚雷によって撃沈。ブラック・オスプレーは4500tの鉄鋼と牽引車をバルチモアからハリファックスを経由し、ウェールズのニューポートへ向けて輸送中だった。ブラック・オスプレーは21隻を擁するHX107輸送船団から遅れをとって航海中だった。25名が死亡し、11名が救出された。 1941年2月22日 イギリスのタンカー、スコティッシュ・スタンダード(6999t)を1発の魚雷によって撃沈。スコティッシュ・スタンダードはクライドからユー湖を経由しニューヨークへ向けて航海中だった。スコティッシュ・スタンダードは44隻からなるOB287輸送船団から遅れをとっていた。 1941年2月23日 イギリスの貨物船、アングロ・ペリューヴィアン(5457t)を2発の魚雷によって撃沈。アングロ・ペリューヴィアンは3015tの石炭をタインからユー湖を経由してボストンまで輸送する途中だった。 1941年2月24日 ノルウェーの貨物船リナリア(3385t)を1発の魚雷によって撃沈。リナリアは2501tの石炭をタインからハリファックスへ輸送中だった。リナリアはOB288輸送船団に所属していた。35名死亡。 1941年2月24日 イギリスの貨物船シリキシュナ(5458t)を2発の魚雷を使って撃沈。シリキシュナはバリーからハリファックスへと向けて航海していた。シリキシュナはOB288輸送船団に所属。33名死亡。
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