立地面の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 14:31 UTC 版)
「静岡市立御幸町図書館」の記事における「立地面の特徴」の解説
静岡市立図書館各館の入館者数(2014年)館 人 1.御幸町 467,780 2.南部 437,138 3.中央 331,897 4.清水中央 270,940 5.長田 222,788 6.西奈 180,399 7.北部 148,923 8.清水興津 102,598 9.藁科 86,025 10.蒲原 69,969 11.美和分館 57,482 12.麻機分館 56,075 -.移動図書館 - 2003年(平成15年)に旧静岡市と清水市が合併して新静岡市となり、静岡市は2005年(平成17年)に政令指定都市に移行して行政区を導入した。静岡市に3つある行政区のうち、葵区には静岡市立中央図書館や御幸町図書館を含めて5つの図書館が存在する。中央図書館は静岡市の中心市街地からやや離れた城北地区にあり、御幸町図書館とはサービスの住み分けがなされている。2005年にワード研究所がインターネット上で行った自治体公共サービス満足度調査によると、「図書館の満足度」で葵区は千葉県浦安市(浦安市立図書館)についで全国2位タイだった。 御幸町図書館は静岡市街地中心部にある複合ビル「ペガサートビル」の4階と5階の2フロアを使用しており、それぞれのフロアにカウンターが設置されている。地域図書館としての機能(児童・ヤングアダルト・生活・健康・文芸)は4階、ビジネス支援、法律・経済・産業・静岡関連資料、外国語資料は5階に振り分けている。同一ビルの6階と7階には静岡市が運営する静岡市産学交流センターが入居しており、図書館と産学交流センターは連携してビジネス支援サービスを行っている。御幸町図書館と産学交流センターの二つの施設には「B-nest」(ビネスト)という愛称が付けられている。産学交流センターには指定管理者が導入されているが、御幸町図書館は静岡市の直営である。 公共図書館には珍しく専用駐車場がなく、自動車で来訪した利用者はペガサートビルの有料駐車場を使用する必要がある。御幸町図書館は開館時から徒歩または公共交通機関による来訪を想定している。バスや電車を利用する通勤通学者の利用者比率が高かったために、無料駐車場がないことへの苦情はほとんどないという。自動車での来訪者が少ないことで、一度の利用における貸出冊数は少なく、開館1年後時点では他館の平均が3.3-3.5冊だったのに対して、御幸町図書館は2.4冊だった。
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