種としての特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 08:48 UTC 版)
「イヌにもネコにもクマにも見えるが、そのどれでもない架空の生物」という設定である。耳は尖っているが頭の大きさに比して小さめで、尻尾も体長に比して短く、猫というよりもイタチ科の生物に印象が近い。 クターを扱った作品の大多数では、輪郭が太い線で描かれ、また立体的な描写を放棄した漫画チックな表現となっている。一部の3D表現の作品においても、立体描写は控えめである。 人間と同様に直立二足歩行で生活する。手足が細く短いが、人間と同等の運動能力を有する。基本的に服を着る習慣はないが、フォーマルな場など服を着ている描写も一部ある。 さまざまな体色(体毛)の個体が存在する。体色は基本的には単色だが例外も存在する。なお、主役のキャラクターである「クター」の体色はオレンジ色(■)。設定によれば、体毛は短く生え揃っており、手触りが大変心地よいという。性別があり、頬に頬紅のような丸い模様があるのが女の子(メス)。年齢に比例して身体が大柄になる。 どんなときでも表情を崩さない「無表情キャラ」であり、食事を摂るときですら口ひとつ動かさない。その一方で感情は豊かであり、全身を使って感情を表現する。 ヘマをやらかすなどしてピンチに直面すると、プニ〜(初期はブヨッ)という効果音とともに体が膨れてピンチをやり過ごす性質がある。ゲーム上では、ゲームオーバー時に必ず膨れたクターを見ることになる。なお驚いたときやショックを受けた際にも体が膨れる。 主な生息地は「テクノアイランド」と呼ばれる架空の島。クター達は娯楽を楽しんだり冒険したり、時にはバイトしたりと人生を謳歌しており、ある種の理想郷のような生活を送っている。テレビや自動車、鉄道など現代日本と同等の文明を有しているが、その技術の出所は不明。クターの作品群は、主にテクノアイランドでのクター達の日常を切り取ったものという位置づけであり、画面隅に必ずロケ地が記されている(北海道のオレンジに囲まれたところにいる、というヒトが教えたという説もある)。
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