種々の表記体系とは? わかりやすく解説

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種々の表記体系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 15:03 UTC 版)

沖縄方言の表記体系」の記事における「種々の表記体系」の解説

慣習的な表記法: 前述のような限定的な手法」が、沖縄県において散見される協議会による表記法: 沖縄方言の普及を図る目的で、沖縄語普及協議会によって表記法考案されている(沖縄語普及協議会 - ウェイバックマシン2002年12月11日アーカイブ分))。 琉球大学表記法: 琉球大学所轄沖縄言語研究センター考案されている表記法である。この表記法は、他の表記法とは違って発音通り表記意図するもので、基本的に片仮名のみが用いられる新沖縄文字: 船津明によって考案され表記法で、氏の著書である『美し沖縄方言』(ISBN 4-905784-19-0)において用いられている。この表記法平仮名にのみ適用され片仮名慣習的な表記法同じく日本語表記同様に使われる沖縄語教育支援文庫)。IPAフォント新沖縄文字組み込んだTrueTypeフォントが、小林ひとし(駿河台大学文化情報研究所)により公開されている。 琉球諸語統一的表記法琉球諸語諸方言で記したり、表現したい一般の人向けに、約20人の言語研究者助け得て作られ2015年出版小川晋史編『琉球のことばの書き方 琉球諸語統一的表記法』で公表され表記法奄美から八重山にかけての方言表れる音が統一的な文字体系表される第一部では一般的な表記原則提案し第二部では琉球列島方言まんべんなく8つ選んで個別表記例示している。この項目では、第二部四章で書かれ首里方言表記法當山奈那著)について解説する沖縄県による正書法案:琉球諸語普及継承を図る目的で、沖縄県しまくとぅば正書法検討委員会によって考案されている正書法琉球大学表記法同様に発音通り表記意図するのである同時に県民への言語普及目的としている事から既に現代日本語表記定着している片仮名表記準拠しつつ、日本語にない表記表現のため各種記号文字組み合わせたものとしている。沖縄語の他、国頭語宮古語八重山語与那国語についても別個地域表記」として個別体系定められており、ある程度各地域定着している独自の表記取り入れられたものとなっている。なお沖縄県はこの正書法はあくまで県による琉球諸語統一正書法位置付けており、これ以外の表記法否定するものではないとしている。この項目では2022年3月委員会によって決定され表記のうち、沖縄語地域表記について解説する上述通り琉球大学表記法沖縄県による正書法案はともに基本的に片仮名のみが用いられているが、この項目では、便宜的に相当する平仮名用いて解説する

※この「種々の表記体系」の解説は、「沖縄方言の表記体系」の解説の一部です。
「種々の表記体系」を含む「沖縄方言の表記体系」の記事については、「沖縄方言の表記体系」の概要を参照ください。

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