一般の人向け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 14:19 UTC 版)
それぞれのがんの解説 各種臓器のがんについて、その臓器の構造や機能から始まり、がんによる症状、診断、治療に至るまで解説している。 診断・治療 がんの検査や治療のほか、そもそもがんという病気について、また臨床試験についての解説もしている。 生活・療養 心のケアや経済的な支援など、周囲への人へのアドバイスや社会的な支援について述べている。 資料室 上記の内容をテーマ別に冊子にまとめられたものをPDF形式で閲覧できるほか、冊子を読み上げた音声版、また各種講演会のビデオ映像や資料も配信している。なおこれらの冊子は、全国のがん診療連携拠点病院や公共図書館などでも入手・閲覧可能である。 予防・検診 がんの発生原因や予防法、検診について、その必要性や有用性を含め詳述している。 がんの相談 がんに対する相談先として「がん情報サービスサポートセンター」、「がん相談支援センター」を紹介している。 患者必携 2007年6月に厚生労働省が策定した「がん対策推進基本計画」にて、「『すべてのがん患者及びその家族の苦痛の軽減並びに療養生活の質の維持向上』を実現すること」が目標として掲げられたことを受け、これに則ってがん医療に関する情報提供を行っている。すなわち、療養生活での悩みや医療のことなど、患者や周囲の人へのアドバイスを患者・家族目線で紹介することで、よりよい療養生活を送れるためのサポートを行っている。 病院を探す がん診療を行っている全国の医療機関の検索ができる。医療機関には、427のがん診療連携拠点病院・地域がん診療病院・特定領域がん診療連携拠点病院、427のがん相談支援センター、15の小児がん拠点病院のほか、357の緩和ケア病棟のある医療機関、180のリンパ浮腫外来のある医療機関も含まれている(2016年7月29日現在)。病院名や都道府県だけでなく、39のがんの種類、71項目にわたる施設の設備状況などからも絞込みが可能である。 各病院の情報として、臨床試験の窓口や専門外来の窓口、診療実績などの情報も掲載されている。 小児がん情報サービス 小児がんについて、大人のがん同様に、診断・治療のほか社会的な事項についても述べている。小児がんでは大人のがんよりも治療後のフォローアップ期間が長く、就学にも影響が出る可能性があり、また大人と支援制度が異なる。治療病院も異なり、15の医療機関が小児がん拠点病院に指定されているが、上記の「病院を探す」より検索可能。
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