種々の言語における話題とは? わかりやすく解説

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種々の言語における話題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 06:39 UTC 版)

話題」の記事における「種々の言語における話題」の解説

英語など(主語優勢言語)では主語が文を構成する必須の単位であり、話題明示しない限り主語一致する受動態話題を示す重要な方法である。 日本語などの主題優勢言語では、必ずしもそうでなく(言語によって程度異なるが)むしろ話題の方が重要である。これらでは話題解説構文(topic-comment frame、あるいは主題題述構文theme-rheme frame)が基本的な構文となる。「象は鼻が長い」などは二重主語文と呼ばれることもあるが、実際には「象は」が文全体話題語、「鼻が」は述語長い」に対す主語であり、話題「象は」に対して述部(あるいは述部)「鼻が長い」をつないだ構文である。また、民主国家では表現の自由重視する」のように、主語のない(話題語はある)文もごく一般的である。 日本語話題マーカーとして代表的なのは助詞「は」である。そのほかに「・・・なら」、「・・・といえば」なども話題マーカーとして用いられるまた、口語では「これ、私が書いたものです」のように文から切り離す方法がよく用いられる朝鮮語にも日本語の「は」対応する助詞「는」がある(用法はやや異なる)。これに似た話題マーカーベトナム語ソマリ語などにもある。 中国語では話題語を文頭移動する様式中心となる("A有B"「AにはBがある」など)。 ハンガリー語どちらかというと主語優勢であるが、語順はかなり自由)は、焦点動詞直前持ってきて動詞形態違い明示する特徴があり、話題は(それほど明示的でないが)文頭表示する傾向がある。

※この「種々の言語における話題」の解説は、「話題」の解説の一部です。
「種々の言語における話題」を含む「話題」の記事については、「話題」の概要を参照ください。

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