神奈川県指定重要文化財とは? わかりやすく解説

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神奈川県指定重要文化財

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:11 UTC 版)

真福寺 (横浜市青葉区)」の記事における「神奈川県指定重要文化財」の解説

木造千手観音立像 平安時代後期作風をもち、関東における千手観音像の古例一つ考えられる。頭体の主要部分ヒノキ一木から彫り出している。頭頂仏頭体側四本脇手の肘から先、両足先などは欠けたものを後世補っている。千手観音像は四十二臂で「千手」を代表させるのが通例だが、本像は八臂となっている。

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神奈川県指定重要文化財

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 13:39 UTC 版)

寒川神社」の記事における「神奈川県指定重要文化財」の解説

六十二間筋兜鉢・附金具残闕三種ろくじゅうけんすじかぶとばち・かなぐざんけつさんしゅ平成11年1999年11月26日指定指定番号工芸86号。同兜は、社伝では、武田信玄永禄12年1569年10月後北条氏小田原城攻めた際に戦勝祈願して奉納したとも、合戦に際して神社周囲焼き払い陣所一時構えたことへの詫びとして納めたとも伝わるもので、『新編相模国風土記稿』にも図入り掲載されている。当初は兜全体黒漆であった経年によりほとんど剥落し、現状眉庇と筋の一部黒漆残存するほかは鉄錆となっている。鉢の地鉄はよく鍛えられ厚く戦国時代関東地方製作され筋兜鉢の基準例となる入念作である。鉢裏には、「天文六年丁酉三月吉日」の年紀兜鉢作者「房宗」(ふさむね)の銘と花押加え天照皇太神宮八幡大菩薩春日大明神三社神号般若心経切られている点が珍しい。武田氏家紋である花菱紋表した金銅飾り鋲が付属していることから、社伝通り信玄奉納した可能性が高いと考えられる後北条氏庇護されていた相州甲冑師といわれる房宗が製作した兜を信玄所用奉納したことについて、甲冑研究家三浦一郎は、同兜が製作され天文6年1537年)には武田北条両氏何らかの関わりがあったのではないかとし、後に信玄が同兜を奉納したのは、永禄11年1568年)の甲相同盟破綻抗議意思込めてのことではないか推測している。また、兜鉢には後頭部防御するシコロ一段目の板と、胴の脇板胸板一部に繰半月前立物添うが、三浦は、脇板と胸板は天正末期のもので織豊政権武将用いた甲冑意匠酷似することから、豊臣秀吉小田原征伐従った武将奉納した甲冑部品可能性があるとしている。なお、県指定重要文化財指定される前の昭和16年1941年4月9日には国から重要美術品認定されている。現在、当社の方徳資料館にて展示されている。

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