二宮尊徳生家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/27 02:19 UTC 版)
二宮尊徳が生まれ、少年時代を過ごした家屋である。彼が16歳の時に売り払われ人手に渡ったが、1957年(昭和35年)に尊徳記念館建設第2期事業として尊徳記念館建設期成会が復元し、市に寄贈した。昭和38年に神奈川県指定重要文化財に指定されている。 この住宅は寄棟造、茅葺で、尊徳の祖父が分家した寛保2年(1742年)頃の建築と推定される。間取りは「広間型三間取り」である。これは、土間に接して囲炉裏のある広間を設け、その上手(かみて)は表側に座敷、裏手に寝室を設けるもので、当時の農家の間取りの典型である。 江戸時代中期における足柄平野の中流農家の住宅の典型とされている。
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