生き物・動物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:55 UTC 版)
ちよ父 声 - 若本規夫 榊が1年次に見た初夢の中で、ちよからネコとしてプレゼントされたオレンジ色の生き物。ネコと思い散歩をしていたが、突然「実はネコではなくちよの父」である事と「榊は本当のネコを探すべきだが、今の榊には無理」という事を告げると、空の彼方へ飛んでいった。 その後も榊の空想や大阪の夢の中に、たびたび登場しては異様な存在感を醸し出していく。娘のちよには優しいが、榊や大阪には少し手厳しい。体色はオレンジ色だが、たまに喜怒哀楽の表現としてグラデーションが変化する。作中における現実世界にも瓜二つのキャラクターグッズが存在している。ちよの部屋には大阪からプレゼントされたぬいぐるみがあり、「Tribute to あずまんが大王 Live」ジャケットにはリュックも登場している。 榊の空想の中ではマッハ100で飛び、銃弾をも弾く体で誘拐された娘のちよを助けに向かう。また、クリスマスにはサンタクロースとしてプレゼントを配っているのだが、プレゼント代は国から出してもらっているらしい。 前述の通り作中の現実世界にもたびたび登場するが、声を発するのは空想の中のみ。「補習編」でも、榊の夢の中に登場した。 『よつばと!』でも綾瀬風香が着るTシャツの絵柄やぬいぐるみとして出演したり、作者自身の肖像画として使われたりしている。 忠吉さん(ただきちさん) 美浜家の白い大型犬で、種類はグレート・ピレニーズ。ちよ曰く「人間ができている」ためおとなしく、他人に噛み付かないので、榊から非常に気に入られている。終盤でちよのアメリカ留学に同行する予定である事が明かされた。大きいため、ちよを背中に乗せて散歩する事もでき、アニメのOPでは榊もちよと一緒に乗せている。アニメ版ではちよが5歳の時に美浜家にやって来たという設定が追加された。 かみねこ 榊の登下校路に出没する灰色の野良猫で、榊が撫でようとするたびその手に噛み付く。徹底的に榊にはなつかない。 原因は榊が強引に撫でようとするところにあるようだが、アニメでは暦や智にも噛み付こうとしたことがある。 3年次にはボス猫の交代によって新たなボス猫となり、徒党を組んで榊に噛み付こうとしたが、マヤーに阻止される。 マヤー 特別天然記念物のイリオモテヤマネコの子供。榊に懐いたという点も考慮すると二重に珍しい動物。ちよ父曰く、マヤーが「本当のネコ」らしい。 修学旅行中の榊と遭遇し、まるでペットと飼い主の如く楽しいひと時を過ごしたが、特別天然記念物という立場と、榊の家庭の事情から元の居場所に帰した。しかし修学旅行の翌日に母猫が交通事故で死亡してしまい、4か月後に榊を頼って本土へやって来る(榊の元まで辿りつけた経緯は不明)。榊が進学して一人暮らしを始めるまでの間、ちよの家で預かることに。事情を知るちよ達以外には雑種の猫として通している。 名前は「山猫」を意味する沖縄の方言「ヤママヤー」に因んで榊が命名。大阪からは「ピカニャー」と呼ばれる。
※この「生き物・動物」の解説は、「あずまんが大王」の解説の一部です。
「生き物・動物」を含む「あずまんが大王」の記事については、「あずまんが大王」の概要を参照ください。
- 生き物動物のページへのリンク