環境関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 00:22 UTC 版)
ゲドゥルト(ゲドゥルトの海) ゲドゥルト・フェノメーンによって太陽から放出され、太陽系をほぼ覆いつくしてしまったコロナフレアの通称。その内部は高温・高圧そして宇宙線やプラズマが飛び交う上に、常に異常重力が発生している。そのため、深く航行すると通常の物体は浸食され、圧潰してしまうという死の世界。後述のように、深度が大きくなるほど凄まじい環境になっていく。太陽活動の影響により、その厚みは増減を繰り返している。その表面は、近くで見ると、艦を飲み込む程の巨大な大きさのうねりを持つが、宇宙規模で見た際にはほぼ平面に見えるために「ゲドゥルトの海」と呼ばれている。現段階で、ゲドゥルトを取り除く手段はなく、人類はゲドゥルトとの共生を余儀なくされている。シアー ゲドゥルトの海の深度の単位で、プラズマ強度や圧力によってシアー1からシアー7まで分けられており、深度が大きいほど凄まじい環境になっていく。元々はゲドゥルト内層部のエネルギー強度を表す単位だったが、一般に使われる深度と比例していたことから、そのままの単語で用いられるようになった。公式HPによると、シアー1では通常の艦船の航行や、衛星基地の建設が可能。シアー2では学術探査船の航行が可能。シアー3になると軍などの艦船なら航行可能。シアー4は軍や軌道保安庁の特殊可潜艦レベルでないと航行不可能。シアー5以上を航行出来る艦船は、ヴァイア艦を除けば、現時点では存在しない。 ゲドゥルト・フェノメーン 2137年、突如として太陽から発生したコロナフレアが、地球の公転軌道を沿って噴出し、太陽系全域を覆ってしまった現象。これにより、地球の南半球は壊滅、17億人もの人命が失われた。その後も南半球は、残留するコロナフレアにさらされ続けているため、人間が二度と近づくことが出来なくなった。この現象は太陽系全域にまで拡大しており、火星は半分を、木星と天王星は3分の1をゲドゥルトに覆われている。 数千年後に第2のゲドゥルト・フェノメーンの発生が予測されており、その「きたるべき時」に備えて進められているのがヴァイア計画である。この計画では、ヴァイア生物の重力制御能力を使った航宙艦により、人類を太陽系から脱出させることを目指している。 ニュートリノ・バースト 太陽の活動で、時折、突風のようにニュートリノが激しく吹き上げ、放出される現象。地球ではバーストにさらされる間、通常通信は使用不能になり、また外出していると人体に悪影響が出る危険があるため、人々は屋内へ退避する。発生間隔が少しずつながら確実に狭まってきているため、数千年後に第2のゲドゥルト・フェノメーンが発生すると予測されている。
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