宇宙規模
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 16:54 UTC 版)
銀河帝国 ジョージ・ルーカス監督のSF映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場するはるか昔の銀河系は、何世紀にもわたって平和で平等な共和国によって統治されていたが、パルパティーン議員が権力を掌握し、政府を究極の悪の組織と言っても過言ではない「銀河帝国」に変貌させてしまった(『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』、2005年)。その後、合法的に皇帝の地位に就いたパルパティーンは、恐るべき帝国軍艦隊と月サイズの宇宙要塞デス・スターが示す恐怖を利用して、次々と星系を併合していく。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年)、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980年)、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年)などに見られるように、勇敢な反乱軍の抵抗運動と、行き過ぎた帝国自身の懲罰によって疲弊した将校たちの士気の低下の結果として、帝国はわずか数十年で崩壊を遂げることになる。 ファースト・オーダー 映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場する銀河帝国の残党が結成した軍事組織。『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』後、新共和国の再建国後の6年後に誕生した。パルパティーン皇帝をはじめとして多くの将兵を失い弱体化した銀河帝国が新共和国との間に結んだ停戦協定によって大幅な軍縮を課せられたが、これに反発する帝国軍の主戦派は銀河の未知領域へと逃亡し、そこで最高指導者スノークのもと新たな世代のストームトルーパーの編制や各種兵力の再配備のように軍備を再編し、新たな軍事組織を結成した。旧銀河帝国では、ストームトルーパーの募集・徴兵が行われていたが、ファースト・オーダーでは「銀河協定」により「帝国アカデミー」の解体を命じられていたため、秘密裏に新共和国の監視が届かない辺境域の惑星から幼い子供を拉致して、独自の教育プログラムによる洗脳と軍事訓練を施し戦力として利用している。
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