現行列車種別
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特急「スーパーライナー」 現在の特急は2004年3月15日のダイヤ改正で設定された3代目である。平日朝に電鉄出雲市駅発松江しんじ湖温泉駅行きが1本設定されており、2100系の「ご縁電車しまねっこ号」を含む一畑電車の定期列車で唯一の4両編成ツーマン列車(車掌乗務列車)となっている。2004年の新設当初は定期運用に就く全形式の車両が使用されていたが、2006年3月13日ダイヤ改正でいったん5000系の重連に限定された。その後2013年9月21日に2100系の2104編成が「ご縁電車しまねっこ号」に改造されたことに伴い、同編成を含む運用に変更された。現在は主に2100系・5000系を中心に使用されている。 2017年4月1日のダイヤ改正より、布崎駅・津ノ森駅・秋鹿町駅・松江イングリッシュガーデン前駅が停車駅に追加された。 特急 休日に電鉄出雲市駅 - 出雲大社前駅間で4往復半設定されている。 休日の特急は2013年4月1日のダイヤ改正で設定され、2017年3月26日までは、電鉄出雲市駅 - 出雲大社前駅間の列車が2往復半に加え、電鉄出雲市駅 - 川跡駅間の列車(川跡駅で急行「出雲大社号」に接続)が1往復運行されていた。2017年4月1日のダイヤ改正から2021年9月26日までは、電鉄出雲市駅 - 出雲大社前駅間の列車が1往復のみ運行されていた。 急行 夕方に松江しんじ湖温泉発電鉄出雲市行きが1本設定されている。川跡駅で川跡発出雲大社前行きの急行に連絡する。 2004年3月15日のダイヤ改正から2006年3月12日までは2本設定されていた。また、2012年7月1日のダイヤ改正から2017年3月31日まで、平日の朝に松江しんじ湖温泉発津ノ森行きが1本設定されており、この列車は2013年3月31日までは朝日ヶ丘駅・秋鹿町駅は通過していた。 急行の運転は1950年に出雲市駅(現・電鉄出雲市駅) - 北松江駅(現・松江しんじ湖温泉駅)間で朝の通勤時間帯に1往復運転されたのが始まりで、1964年の電鉄出雲市駅開設時には電鉄出雲市駅 - 北松江駅間5往復に増発、昼間時間帯の2往復には特急と同じく指定席が設けられた。1965年以降急行は電鉄出雲市駅 - 北松江駅間3往復、大社神門駅(現・出雲大社前駅) - 北松江駅間2往復に改変され、さらに電鉄出雲市駅 - 北松江駅間で1本が増発されたが、1971年に急行1往復が普通列車格下げ、1973年の特急廃止で急行の座席指定制も廃止され、1982年には電鉄出雲市駅 - 松江温泉駅間で急行1.5往復と一部の区間各駅停車となる区間急行1.5往復に縮小、1984年以降は電鉄出雲市駅 - 松江温泉駅間の急行1往復となっていた。 普通 案内放送では「各駅停車」と呼称されている。平日、および休日の朝と夕方以降は電鉄出雲市駅 - 松江しんじ湖温泉駅間に、休日の日中は電鉄出雲市駅 - 川跡駅間、出雲大社前駅 - 松江しんじ湖温泉駅間に運転されている。また、出庫運用も兼ねて早朝深夜には雲州平田駅発着の列車が運転されるほか、平日には大社線に直通して電鉄出雲市発出雲大社前行きが2本運転される。平日朝方の下り2本、上り1本、休日の下り1本を除き全列車が大社線の列車に接続する。2013年4月1日ダイヤまでは平日・休日とも電鉄出雲市駅 - 松江しんじ湖温泉駅間の運転が中心だった。
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