石上麻呂
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石上 麻呂(いそのかみ の まろ)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての公卿。名は麿とも書く。姓は物部連、のち物部朝臣、石上朝臣[2]。官位は正二位・左大臣、贈従一位。
- ^ a b c 木本好信「石上息嗣」『律令貴族と政争』、塙書房、2001年
- ^ 上田正昭ほか監修 著、三省堂編修所 編『コンサイス日本人名事典 第5版』三省堂、2009年、112頁。
- ^ 木本『律令貴族と政争』10-12頁。
- ^ 『万葉集』巻1、44番にはこの時の麻呂の歌が収められており、「倭」と表されていた大和国を「日本」と表記している。これは「万葉集」歌謡における「日本」の初出である。※歌の原文は読んだとされる阿胡行宮のページに記載
- ^ 『日本書紀』による。『公卿補任』では、大宝元年(701年)3月19日に中納言に任命され、同日に従三位になったが、3日後の21日に大納言・正三位に進んだとする。
- ^ 百姓とは、ここでは人々すべての意味。
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