息長老
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/13 23:08 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動息長 老(おきなが の おゆ)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族。姓は公のち真人。官位は従四位上・左京大夫。
経歴
天武天皇13年(684年)八色の姓制定に伴い、公姓から真人姓に改姓する。持統天皇6年(692年)遣新羅使に任ぜられる(この時の冠位は直広肆)。
元明朝では従四位下の位階にあって、右大弁・兵部卿・左京大夫といった京官を歴任した。和銅4年(711年)従四位上に至る。和銅5年(712年)10月20日卒去。
官歴
『六国史』による。
- 天武天皇13年(684年) 10月1日:公姓から真人姓に改姓
- 時期不詳:直広肆
- 持統天皇6年(692年) 11月8日:見遣新羅使
- 時期不詳:従四位下
- 慶雲2年(705年) 4月22日:右大弁
- 和銅元年(708年) 3月13日:兵部卿。9月4日:左京大夫
- 和銅4年(711年) 4月7日:従四位上
参考文献
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