大伴子君
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 16:59 UTC 版)
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時代 | 飛鳥時代 |
生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 勤大弐 |
主君 | 持統天皇 |
氏族 | 大伴宿禰 |
父母 | 父:大伴長徳 |
兄弟 | 杜屋、堅泡、友国、国麻呂、子君、 御行、安麻呂、山守、古麻呂 |
大伴 子君(おおとも の こきみ)は、飛鳥時代の人物。姓は宿禰。右大臣・大伴長徳の子。冠位は勤大弐。
経歴
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子君の名は、『日本書紀』の持統天皇7年(693年)3月乙巳(16日)条にだけ見える。その日に新羅への使者として息長老と大伴子君、学問僧弁通、神叡が絁(あしぎぬ)、綿、布を賜った。息長老は前年11月8日にやはり新羅への使者として川内連と共に禄を賜っているが、そこに子君は見えない。何かの事情で彼らの出発が遅れ、子君が連と交代したのではないかと推測される。出発、帰国の記事はない。
脚注
参考文献
- 小島憲之、直木孝次郎、西宮一民、蔵中進、毛利正守校注訳『日本書紀』3、小学館、新編日本古典文学全集4、1998年、ISBN 4-09-658004-X
- 坂本太郎、家永三郎、井上光貞、大野晋、校注『日本書紀』5、岩波書店、岩波文庫、1995年、ISBN 4-00-300045-5。(1993年発行の日本古典文学大系新装版『日本書紀』の文庫化)
- 宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年
固有名詞の分類
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