神叡とは? わかりやすく解説

しんえい 【神叡】

奈良時代元興寺の僧で唐からの帰化人三論法相華厳通じ大安寺道慈と共に「二秀」と称された。『今昔物語』に登場する。(?~七三七)

神叡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/20 07:57 UTC 版)

神叡(しんえい、生年不詳 - 天平9年(737年))は、奈良時代の僧。

義淵に師事して法相教学を学び、三論華厳にも通じた。693年持統天皇7年)新羅に渡った。717年養老元年)律師に任じられ、719年(養老3年)には道慈とともにその徳を賞されて食封50戸を賜った。729年(天平元年)少僧都に任じられる。芳野の現光寺に庵を結び、20年間三蔵を学んで自然智を得たといい、俗に芳野僧都と称された。 なお彼の肖像彫刻は「法相六祖」のうちの一つとして、興福寺国宝館に展示されている。




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