大伴宇遅古とは? わかりやすく解説

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大伴宇遅古

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 03:19 UTC 版)

 
大伴 宇遅古
時代 古墳時代後期
生誕 不明
死没 不明
氏族 大伴、大伴宇治連
父母 父:大伴金村
兄弟 佐提比古糠手子、阿彼布古、宇遅古
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大伴 宇遅古(おおとも の うじこ)は、古墳時代後期の豪族カバネ大伴金村の子。

甲斐国一宮の浅間神社に伝わる『古屋家家譜』にのみ名前が見える。宇治大伴連等の祖。

概要

紀伊国名草郡の宇治大伴連、大伴檪津連、大伴若宮連、神私連の祖とされる。

日本霊異記』に登場する大部屋栖野古は宇遅古と同一人物(宇遅古は「伝承上の祖」としての名前、屋栖野古は「現実上の祖」としての名前)であるとする説が存在する[1]

宇遅古の末裔と見られる人物は以下の通りである[2]

脚注

注釈

出典

  1. ^ 藤本誠「『日本霊異記』上巻第五の史的再検討 : 宇治大伴連氏の「本記」作成と大伴宿禰氏」『史学』第74巻第3号、三田史学会、2006年1月、23(239)-59(275)、ISSN 0386-9334CRID 1050282813922351488 
  2. ^ 溝口睦子『古代氏族の系譜』(吉川弘文館、1987年)
  3. ^ 『日本霊異記』
  4. ^ a b 『続日本紀』
  5. ^ a b c 『大日本古文書』
  6. ^ a b 『平安遺文』
  7. ^ 『日本三代実録』



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