版権問題
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「魔法のデザイナーファッションララ」の記事における「版権問題」の解説
本作は今までの『ぴえろ魔法少女シリーズ』とは違ってテレビアニメではなく完全OVA作品として発売されたことや、ぴえろとセイカとの複雑な共同版権作品であり、セイカ側が『ファッションララ』の全てのグッズの企画制作と販売を取り仕切っていた事などから、販促宣伝用のパンフレットやチラシ、下敷きなどが配布されただけで本来なら発売されるべきアニメグッズやCDレーベルなどの製作が困難なため発売されなかった(他のシリーズはぴえろ単独か、ぴえろと集英社またはバンダイビジュアルとの版権作品)。ソフト化に関しても映像関係VHS版、Beta版、LD版。音楽関係も主題歌、挿入歌、BGMを収録したサウンドトラックが1988年に発売されるに留まった。 1988年に発売されたこれらのソフト類以降は版権関係が壁となり何も発売されず、また1998年4月には片方の著作権元のセイカが『ファッションララ』の企画活動と販売を当時の新企画であった『ファンシーララ』と置き換える形で無期限休止してしまった事などにより、2003年より他のシリーズで盛んに行われている作品のデジタルメディア化(デジタルリマスターによるDVDまたはBlu-ray Discソフト化、インターネット配信)など新規グッズの製作が一切出来ないまま月日が流れた。さらに2009年3月1日をもってセイカ自体が親会社バンダイナムコホールディングスの合理化による業務縮小で解散、消滅してサンスター文具に統合され、それに伴って活動休止状態となっていた本作『ファッションララ』を含むほとんどの旧セイカオリジナルブランド作品がサンスター文具に引き継がれることなく完全に消滅してしまい、その後の旧セイカオリジナルブランド作品の版権譲渡先などは不明なまま現在に至っている。このため、現在でも著作権の関係で新たなソフト発売もインターネットによるアニメ専門動画配信サイトでの放送も不可能な状態で、実質上の封印作品(孤児著作物)となっている。 そのような事情もあり、現在では制作元のぴえろのHPでも、本作については僅かな情報しか記載されていない。
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版権問題
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ビータリカの楽曲はウェブ上で自由にダウンロード出来る状態(タブ譜も存在した)にあったが、ビータリカのメンバー自身は法的リスク回避のため匿名で活動していた(ただし、いくつかのインタビュー記事で本名が明らかになっており、本項においても本名を明示している)。メタリカはビータリカの存在に気づいてはいたが、メタリカ自身はビータリカに対して法的措置を講じなかった。それどころか、メタリカのメンバーであるラーズ・ウルリッヒ、ジェームズ・ヘットフィールド、カーク・ハメットはビータリカのファンを公言すらしている。 一方で、ビートルズの楽曲の版権の多くを保有するソニーATVミュージックパブリッシングは、2005年2月17日、ビータリカのウェブサイトに掲載された内容、特に楽曲についてビートルズの著作権を侵害しており、ウェブサイトを閉鎖しなければ法的措置に訴えるとの通告書を通知した。 この事に対し、ビータリカのファンたちからはこの措置を撤回するよう求める多数の抗議文が同社へ寄せられた。また、メタリカのラーズ・ウルリッヒはメタリカの顧問弁護士を仲介役に立て、問題の回避に努めた。最終的には同社は将来的な法的措置の行使は留保しつつも、ビータリカの活動を「黙認」するに至った。
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