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熊谷信也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/09 23:23 UTC 版)

熊谷 信也
生誕 熊谷 信也
(1960-01-19) 1960年1月19日(65歳)
国籍 日本
出身校 宮城県築館高等学校
明治大学法学部法律学科(栗本慎一郎ゼミ)
職業 演劇プロデューサー
イベントプロデューサー
舞台プロデューサー
音楽プロデューサー
活動期間 1984年 -
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熊谷 信也(くまがい しんや、1960年1月19日 - )は、日本演劇プロデューサー、イベントプロデューサー、舞台プロデューサー、音楽プロデューサー

経歴

宮城県栗原郡金成町出身。宮城県築館高等学校卒業。明治大学法学部法律学科(栗本慎一郎ゼミ。元教授&元参議院議員)卒業。大学2年からマガジンハウス(旧平凡出版)の『週刊平凡』編集部ででアルバイト。2年後「原稿書けます」と言うと「じゃあ書いてみろ」とフリーライターとして執筆を開始。「週刊平凡」、「平凡パンチ」(マガジンハウス)、「ギャルズライフ」(学研)、「投稿写真」(サン出版)等に掲載。明治大学学園祭にて「糸井重里VS栗本慎一郎の対談」を企画。司会を務め単行本化。1983年「俺たちはノイズだ」として、冬樹社より出版される。

1984年4月東京放送TBS)入社、在籍35年。2019年5月よりキョードー東京(執行役員、チーフ・プロデューサー)。2024年株式会社イープラス エージェント事業部(エグゼクティブ・プロデューサー)へ移籍。

作品

TBS時代(1984年〜2019年)

1984年4月東京放送入社〜(24歳〜59歳)

制作局1984年〜情報制作局1997年〜事業局2002年〜2019年。

番組ディレクターとして

  • 1984年「ぴったしカンカン」(ADからDへ)、「クイズ100人に聞きました」、「どうぶつ奇想天外
  • 1986年~深夜番組「夢みてカルロス」シティボーイズの大竹まこと、きたろう、斉木しげる3人がMCを務めたTBSのバラエティ番組。ディレクターを務め3人の懐の広さと笑いの深さを学ぶ。プロデューサー小野寺 廉、構成は三木聡。
  • 1992年から「上岡龍太郎がズバリ!」プロデューサー田代冬彦。1996年まで。

どうぶつ奇想天外」ではマダガスカルに2ヶ月滞在してヌシマンガべの無人島で「アイアイ」の撮影に成功。「上岡龍太郎のがズバリ」ではMrレディ50人を集めて喧々諤々。視聴率が20%を超えてしまう。以後、TBSの期首編成の目玉となり、2年に渡り、2時間特番が編成された。周囲からオカマディレクターと呼ばれる。

1本だけドラマをディレクターしている。1990年8月5日16時半〜17半放送。新鋭ディレクターシリーズ。書き下ろしオリジナル脚本で「星条旗からのお中元」脚本:及川中、主演:斎藤隆治、奥貫薫マルセ太郎大竹まこと、友情出演:明石家さんま。横須賀の街で放射能汚染かと思われる事件が出始める。街は風評被害に悩む。しかし横須賀湾にアメリカ海軍基地所属の原子力潜水艦が水没していると・・・街は混乱。真実か噂なのか。音楽は安川宙志。全て人間のボイスのサンプリングだけで構成している。

番組プロデューサーとして

番組企画プロデューサーとして

  • 1991年「二都物語」、日米、同じ脚本か同じテーマで東京とニューヨークのディレクターが15分づつのドラマを制作する 深夜週一番組(六ヶ月)司会は長野智子喜多嶋舞
  • 1992年「大帝国劇場」CMディレクターテレビディレクターが作るクリエイティブの融合番組、深夜週一番組(六ヶ月)。メインディレクターに「スネークマンショー」の桑原茂一を起用。日本のお笑いを多角的に検証する事になる。メインテーマ「BRASIL」 Caterina Valenteが歌う「Aqualela do Brasil 日本語タイトル=ブラジルの水彩画」は、もちろん桑原茂一による珠玉の選曲。                                        
  • 城山羊の会の山内ケンジ、リゲインの黒田秀樹、本田昌広など錚々たる監督によるショート・ムービーが話題となる。
  • 事業局へ人事異動 事業局の悲願であった週一レギュラー番組を開発制作(TBS事業局のレギュラー番組の歴史はここから始まる)
  • 2003年 「正三郎の部屋」 4月~2003年12月 (木曜深夜)司会:昭和のいる・こいる師匠。
  • 2004年「青木さやかの美人の素」 1月8日〜2005年9月29日まで
    • 青木さやか初冠番組 (木曜深夜週一)
  • 2010年「IRIS」(アイリス)イ・ビョンホン主演 キム・テヒ出演。水曜21時〜21時54分。
    • 韓国ドラマが日本のゴールデンタイムで放送されたのは史上初(連続10回放送)。
  • 2010年「おじいちゃんは25歳」ホイチョイプロダクション企画、主演 藤原竜也 (18回ほぼ連続)

映像 / 出版 プロデュース

  • 2002年「坂本龍一のアフリカ~エレファンティズム」(ソトコトDVD BOOK)事業部初の仕事。坂本龍一ケニアに滞在3週間。9.11テロを契機に、なぜ人と人は殺し合うのか、その答えを人類の起源にまでさかのぼり、人類発祥の地、アフリカ取材、現地研究者への貴重なインタビュー。サバンナで「戦場のメリークリスマス」を象に生演奏で聞かせる光景は圧巻。「筑紫哲也 NEWS23」で特集、「J-WAVE」で4時間特番生放送。
  • 2008年 写真集「テロメア」押し花の写真集 木楽舎より出版。赤坂サカス赤坂ブリッツのオープンに合わせてブリッツ内玄関に設置された400のひまわりと彩り豊かな草花のレリーフの写真集。デザイン、写真 トリプル・オー永石勝。初代・赤坂サカス内 「赤坂BLITZ」支配人となる。
  • 2025年「ろく助 塩の道」出版。赤坂にあった伝説の焼き鳥、串焼き屋店主・高野正三氏の90年の奇想天外な人生を丁寧な取材によって書籍化。

番外編 音楽活動

TBS人事部に課外活動届を提出しミュージシャン活動開始

  • 1997年 P.B&M (ピーター、ボーズ &マミ) 結成、サイドギター、ボーカル担当。

熊谷真実(Vo:女優)、石田長生(Vo & Guitar: 故人。音楽家、チャーとのユニット「BAHO』は今や伝説)、熊谷信也(Vo & Guitar: TBSプロデューサー)70年代懐かしいフォークソング的要素にあふれた3人編成バンド。石田長生がバンマス。女優・熊谷真実がメインボーカル。中野サンプラザ、神戸チキンジョージなどに多数出演。バンドでは必ずソロの演奏もあり、スティーブ・ハウの「MOOD FOR A DAY」などを得意げに奏でていたが、有名な劇場支配人に「ギターには2つしかない。人に聞かせていいギターと人に聞かせてはいけないギター。君は後者だ!」と言われ自信喪失。プロの道を断念。それ以後は、趣味としてギターをたしなむ。

コンサート プロデューサーとして

舞台 プロデュース

キョードー東京時代(2019年〜2024年)

 読売演劇賞・・・清原果耶 優秀女優賞&杉村春子賞 受賞

イープラス時代(2024年〜)




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