さいがいはっせい‐じょうほう〔‐ジヤウホウ〕【災害発生情報】
緊急安全確保
(災害発生情報 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 07:33 UTC 版)
緊急安全確保(きんきゅうあんぜんかくほ、英: Emergency Safety Measures[1])は、生命や財産などに被害が発生する災害が切迫しているとき、または発生した後改めて、対象地域の住民に対して直ちに自らの命を守る最善の行動をとること呼び掛ける情報。日本において災害対策基本法に定められており、市区町村長が発表する。
注釈
- ^ 同法には避難指示よりも強い性質の罰則を伴う警戒区域の設定の規定もあるが、自然災害による適用例は極めて少ない。
- ^ 内閣府の「避難情報に関するガイドラインの改定(令和3年5月)」(2021年5月発表)において、目安として示された事項を記載している。
出典
- ^ 新たな避難情報に関するポスター・チラシ〈英語版〉 (PDF) - 内閣府「防災情報のページ」
- ^ a b c d e f g h 「避難情報に関するガイドラインの改定(令和3年5月) 」、2021年5月、8 - 18頁, 22 - 36頁。
- ^ a b 牛山素行、「特集 災害時の「避難」を考える -プロローグ 避難勧告等ガイドラインの変遷-」、日本災害情報学会、『災害情報』、18巻、2号、2020年 doi:10.24709/jasdis.18.2_115
- ^ “「避難勧告」廃止し「避難指示」に一本化 法律改正案可決 成立”. NHKニュース (2021年4月28日). 2021年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月7日閲覧。
- ^ “災害時の「避難勧告」廃止、「避難指示」に一本化…違い分かりにくく”. 読売新聞オンライン (2021年5月10日). 2021年5月10日閲覧。
- ^ “【警戒レベル5】洪水に関する災害発生情報発令について”. 由布市 (2020年7月8日). 2020年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月8日閲覧。
- ^ 日本放送協会 (2021年7月3日). “緊急安全確保 命を守る行動を 静岡 熱海市内全域2万957世帯に”. NHKニュース. 2021年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月3日閲覧。
- ^ 日本放送協会 (2021年7月10日). “鹿児島 薩摩川内 離島除く全域に「緊急安全確保」命守る行動を”. NHKニュース. 2021年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月10日閲覧。
- ^ 静岡で住宅流される 太平洋側で記録的大雨、被害広がる - 朝日新聞デジタル (2021年7月3日) 、2021年7月3日閲覧。
- ^ 神奈川県平塚市で「緊急安全確保」発令…警戒レベル5、「命の危険が迫っている」 - 読売新聞オンライン (2021年7月3日) 、2021年7月3日閲覧。
- ^ 日本放送協会 (2021年7月7日). “緊急安全確保 命を守る行動を 松江 八雲町日吉地区755世帯に”. NHKニュース. 2021年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月7日閲覧。
- ^ 「沖縄県本部町に緊急安全確保 命を守る行動を」『NHK NWES WEB』(NHK)、2024年4月3日。2024年4月3日閲覧。オリジナルの2024年4月3日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「避難情報に関するガイドラインの改定(令和3年5月) 警戒レベルの一覧表の配色」、2021年5月。
- ^ “5段階の大雨警戒レベル|災害 その時どうする|災害列島 命を守る情報サイト|NHK NEWS WEB”. 日本放送協会. 2021年5月23日閲覧。
- ^ 「天気・災害トップ > 避難情報」、Yahoo! JAPAN、2021年5月23日閲覧〈Wayback Machineによる同日時点のアーカイブ〉
- 1 緊急安全確保とは
- 2 緊急安全確保の概要
- 3 伝達
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