灯台戦争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 01:17 UTC 版)
「ストーンヘンジ (エースコンバットシリーズ)」の記事における「灯台戦争」の解説
ユリシーズの破片によって8本の砲塔のうち第4号砲が、外周シールドを直撃した隕石の破片により破損し、全損は免れたものの機能停止に追い込まれていた。大陸戦争時にエルジア軍は第4号砲の復旧を試みたものの断念されたため、結果的にISAFからの空爆を免れることとなる。戦争終結後、破壊されたストーンヘンジは長きに渡り放置されていたが、14年の時を経て2019年の灯台戦争で再び戦闘に投入された。 エルジア軍がオーシアから接収して運用していた巨大無人全翼機「アーセナルバード」は電気エネルギーを瞬間的に放電して衝撃を与え砲弾やミサイルを迎撃・破壊するアクティブプロテクションシステム(APS)を有しており、通常兵装による攻撃は効果が見込めなかった。オーシア軍はストーンヘンジ開発に関わった技術者の力も借りて、最も損傷の少ない第4号砲の基盤システムを復旧し、高速で発射される特殊榴弾によってアーセナルバード撃墜作戦を決行した。施設は経年劣化により砂に埋もれ風化が激しく、砲塔も損傷が激しかったため、クレーンで支えつつ歪んだ部品を新造品に交換したほか、オレンジ色の補強用複合金属プレートをパッチとして各所に装備して補強された。施設専用の原子炉は冷却プールが干上がったことで稼働できなかったため、大量の電源車を並列接続して電力を確保したが、それでも継続可動するには電力等の確保が困難であり、エルジア軍による施設攻撃の前に改修を完了させる必要があったため、砲弾の装填機能と砲塔の冷却機能はオミットされ、発射装置に残された特殊榴弾のみの射出を可能とする、一発限りの切り札としての運用となった。 2019年8月19日、オーシア軍はアーセナルバードの撃墜を目的としたドラゴンブレス作戦を決行した。エルジア軍はこれに対しストーンヘンジを破壊すべく爆撃機部隊や多数の地上部隊、ヘリボーン部隊を侵攻させるも、護衛に当たっていたオーシア軍地上部隊及び長距離戦略打撃群によってこの目標は達成されなかった。エルジア軍の工作員によって観測車の乗員が殺害され、照準が合わせられなくなるトラブルが発生したが、作戦指揮官のディアナ・マコニー少佐は目視での直接照準射撃を決定した。射表を使った目視による攻撃は命中し、砲弾はアーセナルバード1番機「リバティ」のAPSと装甲を貫き撃墜に至らしめた。一方で第4号砲も黒煙を上げ機能を停止した。
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