火災調査班
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 13:17 UTC 版)
「火災調査官・紅蓮次郎」の記事における「火災調査班」の解説
紅蓮次郎(くれない れんじろう) 演 - 船越英一郎 調査課主任調査官・消防司令補。白井をはじめとする部下たちからは「主任」と呼ばれている。元々は先頭に立って消火活動を行う花形の仕事(筒先)をしていたが、第5作に登場するルポライター・蝦沢辰巳が大学生だった時に起こした煙草の火の不始末による火災で妻の順子が亡くなり、息子・俊介もこの一件をきっかけに火を怖がるようになったことから、自ら志願して内勤に異動し、現在に至る。順子亡き後は再婚することなく、俊介と二人暮しをしてきた。第9作で俊介が北海道の大学に進学したため一人暮らしとなったが、第10作で姪の泉と同居するようになる。第14作で泉はアメリカに帰っているが、ミュージシャンになる夢を抱いた俊介が家に戻り、さらに俊介が所属するバンドのメンバーも紅家に一時居候した。第15作では再び俊介と二人で暮らしており、「お前が選んだ道だ。とことん勝負しろ」と俊介の夢を応援している。 原因究明のために走り出したら止まらないタイプで、火災現場は「一期一会」と表現し、まったく同じ現場は2度と出会わないため、一つ一つの現場を悔いなく調査するようにと部下に説いている。 火災現場の調査に出動する時の口癖は「灰の中の真実を探せ!」。犯人のトリックを暴き、追い詰めた時は「火元はお前だ!」と言い放ち、場合によっては鉄拳制裁を見舞う。 白井勇一(しらい ゆういち) 演 - 河相我聞 調査課火災調査官・消防副士長。 蓮次郎の部下。蓮次郎以外の登場人物の中では、ただ一人すべてのエピソードに登場。 情にもろいところがあるが、蓮次郎の信頼を得ている。第9作で、蓮次郎の同期だった消防官の娘である田無梢と結婚。鴇田早苗に言い寄られて困っている蓮次郎に、「火元は先輩ですよぉ〜」とちゃかしたりしている。第14作では、「相貌失認」という記憶障害を理由に辞職した同期の元消防官・今泉司と偶然再会するが、その数時間後に火災現場から遺体となって発見された今泉と対面、大きなショックを受ける。 西島桜(にしじま さくら) 演 - 森下千里(第10作)(幼少期:清水彩花〈第10作〉) 経歴:美津原消防署調査課火災調査官 → 緑が丘消防署消防隊・消防士 蓮次郎らの調査課に配属された新人。14年前、当時大学生だった兄が、たこ足配線が原因の火災を起こして自分の住んでいたアパートを全焼させ、隣室の夫婦の夫を死亡させたことを苦に自殺。両親も事件後体調を崩して病死してしまう。最初は別の仕事をしていたが「兄の出した火災を消す」思いを振り切ることが出来ず、消防士に転職し消火活動を行う筒先の仕事を志望するが蓮次郎らの調査課に配属されてしまう。最初はクサって火災調査官の仕事に不熱心だったが、「炎の声を聴き、被災者の声を聴く」蓮次郎の信念を理解してからは火災調査官の仕事に面白さを感じるようになった矢先に緑が丘署に筒先として異動する。 則武 演 - 恩田括(第3作 - 第5作・第7作 - 第9作)、南圭一朗(第6作)、佐々木崇雄(第10作 - 第12作)、吉川純広(第13作 - 第15作) 調査課火災調査官。第1作は「則竹」の名前で登場。 的場智明 演 - 渡部大輔(第4作 - 第9作)、山本康平(第10作 - 第13作)、赤木伸輔(第14作)、伊藤毅(第15作) 調査課火災調査官。 高橋 演 - 池田努(第4作・第6作)、伊藤竜也(第5作)、高嶋宏行(第7作 - 第9作)、諫山幸治(第11作 - 第13作)、神谷昇(第14作・第15作) 調査課火災調査官。
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