相貌失認とは? わかりやすく解説

そうぼう‐しつにん〔サウバウ‐〕【相貌失認】

読み方:そうぼうしつにん

家族友人などよく知っている人の顔を見ても、それが誰であるかわからない状態。ただし、声や体格服装など以外の特徴によって人物特定することができる。後頭葉から側頭葉にかけての障害によって起こる。


相貌失認

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 04:11 UTC 版)

相貌失認(そうぼうしつにん、Prosopagnosia[2])とは、脳障害による失認の一種である。目や鼻など顔のパーツは知覚可能であるのに、顔全体を見て個人の識別をすることができない状態を指す[3]。俗に失顔症(しつがんしょう)とも呼ばれる。頭部損傷や脳腫瘍・血管障害などが後天的に相貌失認を誘発する要因となる。


  1. ^ prosopagnosia. collinsdictionary.com
  2. ^ ギリシャ語の「prosopon(顔)」と「失認(agnosia)」の合成語
  3. ^ 相貌失認とは”. コトバンク日本大百科全書. 2022年4月10日閲覧。
  4. ^ London のMcConachie(1976)で報告された12歳9か月の少女の事例等。
  5. ^ 紡錘状回(Fusiform Face Area 相手の顔を識別する)、上側頭溝(Superior Temporal Sulcus 相手の表情や視線を解釈する)、扁桃体(Amygdala 相手の表情によって情動・感情を喚起する)等
  6. ^ First Report of Prevalence of Non-Syndromic Hereditary Prosopagnosiaによる報告では689名中17名2.47%、なお発症者の一親等にも高確率で発症例が確認されている。
  7. ^ Prosopagnosia Research center
  8. ^ ブラピ、人の顔が覚えられない症状? 米誌に告白 CNN.jp, 2013.05.24


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相貌失認

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 00:08 UTC 版)

ブラッド・ピット」の記事における「相貌失認」の解説

2013年、相貌失認かもしれない告白した

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