準急・急行「オホーツク」として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:13 UTC 版)
「オホーツク (列車)」の記事における「準急・急行「オホーツク」として」の解説
1949年(昭和24年)9月:函館駅 - 旭川駅間の夜行急行列車である1・2列車の運行区間を石北本線網走駅まで延長。旭川駅以東は普通列車とした。また、函館駅 - 網走駅間に夜行準急列車 503・504列車が運行開始。この503・504列車は当初夜行区間となる札幌駅 - 北見駅のみが準急列車として運行された(石北本線初の優等列車)。 1951年(昭和26年)4月:1・2列車に「大雪」(たいせつ)の列車愛称が与えられる。 1955年(昭和30年)6月:函館駅 - 網走駅間(小樽駅経由、北見駅 - 網走駅間は普通列車)を運行する夜行準急列車が運行開始(509・510列車)。これに伴い、「大雪」は旭川駅 - 網走駅間を分離し、函館駅 - 旭川駅間の運行になる。 1956年(昭和31年)11月:「大雪」の運行区間を再び函館駅 - 網走駅間に変更。ただし、石北本線内は普通列車として運行。 1958年(昭和33年)10月:503・504列車に「石北(せきほく)」、509・510列車に「はまなす」の列車名を与える。 1959年(昭和34年)9月:旭川駅 - 網走駅間で準急「オホーツク」が運行開始。「大雪」の旭川駅以東乗り入れを廃止。 1960年(昭和35年)7月:「オホーツク」が札幌駅発着になる。なお、札幌駅 - 旭川駅間は稚内駅発着の「宗谷」と併結していた。 1961年(昭和36年)10月:ダイヤ改正により以下のように変更。「オホーツク」が函館駅発着の急行列車に変更。根室本線に直通する釧路駅発着の「摩周」も連結し、3階建て列車になる。 「はまなす」を札幌駅 - 網走駅間1往復、旭川駅 - 網走駅間1往復の急行列車に変更。なお、札幌駅 - 滝川駅間は根室本線経由で釧路行きの「狩勝」、札幌駅 - 旭川駅間は天北線経由で稚内行きの「天北」と併結運行していた。 「石北」の下り列車の始発駅を札幌駅に変更。 1962年(昭和37年)5月:「はまなす」の旭川駅発着列車を札幌駅発着に延長。2往復とも札幌駅発着の単独運行になる。 1963年(昭和38年)6月:「はまなす」の1往復を小樽駅発着とし、札幌駅発着の1往復を「大雪」(たいせつ)に変更。 1964年(昭和39年)10月1日:ダイヤ改正に伴い、以下のように変更される。函館駅 - 網走駅間で特急「おおとり」が運行開始。 急行「オホーツク」は札幌駅発着となり、札幌駅 - 深川駅間は「はぼろ」、札幌駅 - 旭川駅間は「紋別」を併結。 旭川駅 - 網走駅間で準急「あばしり」が運行開始。 1965年(昭和40年):「石北」の下り列車始発駅を函館駅に変更。 1966年(昭和41年)3月:準急列車制度廃止に伴い、「あばしり」・「石北」が急行列車に変更。 1968年(昭和43年)10月1日:ダイヤ改正に伴い、石北本線経由の急行「大雪」・「石北」・「あばしり」・「はまなす」・「オホーツク」が「大雪」に統合。「オホーツク」は名寄本線経由(旭川駅 - 遠軽駅 - 興部駅 - 名寄駅間)の急行列車(興部駅 - 名寄駅間は普通列車)になる。 1970年(昭和45年)10月1日:ダイヤ改正により次のように変更。「おおとり」の釧路駅発着編成を「おおぞら」に分離し、函館駅 - 網走駅間の運行になる。 急行「オホーツク」の名寄本線内は普通列車となる。
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