海賊長会議へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:52 UTC 版)
復帰後、ジャックは周囲からの話や実際にクラーケンの死骸を目の当たりにすることで、自分の不在中に海で起きた状況を確認する。ベケットがジョーンズの心臓の入った宝箱と鍵を手に入れ、制海権を握りつつあることを。彼はベケット本人と交渉を行い、東インド貿易会社へ対抗する海賊の最後の牙城であり近々海賊長会議が招集される「難破船入江」の場所を案内する見返りとして、ジョーンズとの契約を無効にするよう要求してその場を去る。(ジョーンズとの契約は一度死んだことによりチャラになったと思っていたものの、ベケットに「だが晴れて生き返った」と契約がチャラにはなっていないことを告げられたことでこの要求をした) 評議会の王、誕生 ジャックたち一行は難破船入江での海賊長9人を招集し、会議を開いた。エリザベスの作戦は相手と戦うべきだと主張したが、「この難破船入江は要塞だよ❣️武器でも何でも揃っている。」と言われてしまうが、ジャックが「ここに篭城したとしても、一ヶ月後に生き残っているのはここにいる半分程度だろう。ここは戦うべきだ。」とエリザベスに賛同した。しかしバルボッサは「戦闘行為は海賊王の宣言によってするもののはず。」と主張。ジャックはデマカセだと言ったが、ここで掟の番人(ジャックの父)が、「海賊の掟」の書かれた本を取り出す。そこにはバルボッサの言った通りのことが書かれていた。それによって海賊王を決める投票が始まった。全員自分に投票するのが暗黙の了解となっていたが、ジャックはなんとエリザベスに投票した。周りが反対する中、ジャックは「海賊の掟を破るのか?」と一瞥。全員黙りこくり、晴れて海賊王となったエリザベスの指示を待つ。その指示とは「各自全ての船を準備せよ。明け方戦闘をはじめる。」であった… 海賊の命運をかけた戦い 全ての船が出揃い、海賊たちが雄叫びをあげる中、敵が見えた。しかし、敵船団は圧倒的数である。(約60隻程だろうか)海賊たちの勢いが急になくなり、全員がジャックを見る。するとジャックは…「、、、パーレイ?」と宣言し、小さな孤島(ほとんどが砂浜であり、半径30メートル程の島?)に、海賊側からジャック、バルボッサ、エリザベスが登場。そして相手側からは、カトラー、ベケット、そしてそれに仕える(心臓を脅しに使われている)海の悪魔デイビィジョーンズそして相手に情報を流し、一時的に裏切っていたウィルターナーが登場した。詳しい内容はぶくが、ウィルを返してもらう代わりにジャックを差し出したのであった。そしてパール号に戻ったエリザベス。最後の頼みの綱であった海の女神カリプソにも見放された。(ちなみにカリプソと言われていたのは、ティアダルマである)もう逃げようという空気感の中、バルボッサが「親父さんのために命をかけるのはゴメンだ。」と一言。するとエリザベスは「そうね。、、、なら何に命をかける?…」と海賊達をつさ勇気づけ、言った。「旗を掲げろ〜!!」海賊たちの闘志は再び燃え上がり、ドクロの旗を掲げた。海の真ん中に大渦が現れ豪雨の中、前進するブラックパール号とそれに対するフライングダッチマン号の海戦が始まった。 終わりを迎えた悪魔 懸命に戦ったジャック達だったが、やはりデイビィジョーンズの不死身を打ち破ることはできず、ウィルが刺されてしまう。彼を救おうと飛びかかった靴紐のビル(ウィルの父)が殺されるという時、ジョーンズの心臓に刃が刺さった。ジョーンズは最期「カリプソ…」と一言残し、渦に飲み込まれた。そしてジャックとエリザベスはフライングダッチマン号から脱出し、生死の境をさまよっていたウィルの心臓をえぐりだし、ウィルがフライングダッチマン号の船長として、役目を果たすこととなった。最後はブラックパール号と協力し、ベケット卿卿の船を沈めた。
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