水島道太郎とは? わかりやすく解説

水島道太郎

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/12 00:24 UTC 版)

みずしま みちたろう
水島道太郎
1948年頃
本名 同じ
生年月日 (1912-01-20) 1912年1月20日
没年月日 (1999-03-23) 1999年3月23日(87歳没)
出生地 日本 東京市浅草区花川戸(現在の東京都台東区花川戸)
職業 俳優
ジャンル 軽演劇劇映画時代劇現代劇剣戟映画サイレント映画トーキー)、テレビ映画
活動期間 1928年 - 1990年
配偶者 山鳩くるみ
著名な家族 小林夕岐子(実娘)
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水島 道太郎(みずしま みちたろう、1912年1月20日 - 1999年3月23日)は、日本映画俳優東京市浅草区花川戸出身。

家族

来歴・人物

浅草尋常小学校を卒業、早稲田実業学校に進むが中退する。エノケン一座、ムーランルージュ新宿座など軽演劇の舞台を経て、松竹下加茂撮影所で大部屋俳優として経験を積んだ後、1935年大都映画へ入社、主演スターとして多くの映画に出演する。

1942年大映月丘夢路と共演した『新雪』が大ヒットし、大手の映画会社でもスターとなる。戦時中は大映で『肉弾挺身隊』『あなたは狙われている』等の戦争映画、防諜映画に主演、戦後は松竹でアクション映画『地獄の顔』(主題歌「夜霧のブルース」)がヒットし、美空ひばりの『牛若丸』では弁慶に扮した。

以降松竹新東宝日活など各社の現代劇・時代劇1960年頃まで主演スターとして活躍した。時代劇では日活での『丹下左膳』三部作が代表作、現代劇では1952年の『上海帰りのリル』(新東宝)が有名である。

1961年、フリーとなる。以後は脇役に回り、東映や日活のヤクザ映画悪役として凄味のある演技を見せた。1970年代からはTV時代劇を中心に活躍した。歌手としての活動もあり、晩年の主な活動となっている。1980年代以降は日本歌手協会主催の歌謡祭や「にっぽんの歌」(テレビ東京)へも出演。親交があったディック・ミネのヒット曲であり、自身の主演映画『地獄の顔』主題歌「夜霧のブルース」などを披露していた。

1999年3月23日午前11時22分、老衰のため死去。87歳没[1]

出演作品

映画

など

テレビドラマ

など

脚注

  1. ^ 読売新聞1999年3月24日夕刊23面より

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