毒茶事件とは? わかりやすく解説

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毒茶事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/11 03:27 UTC 版)

毒茶事件(どくちゃじけん)とは、1898年、流罪中であった大韓帝国李氏朝鮮)の元ロシア語通訳官金鴻陸が大韓帝国の皇帝高宗を毒入りのコーヒーで暗殺しようとして発覚し、死罪に処せられた事件[1]高宗・皇太子暗殺未遂事件(こうそう・こうたいしあんさつみすいじけん)あるいは茶毒事件(ちゃどくじけん)とも称する。


注釈

  1. ^ 高宗は、独立協会の運動を行商人のネットワークと軍隊の力によって鎮めようとした[1]
  2. ^ 春生門事件は、1895年11月に朝鮮国内の反日派がロシアや米国の水兵と連携して開化派金弘集総理大臣を暗殺しようとした事件。露館播遷は、1896年2月に高宗がロシア公使館に移り、そこで朝鮮の政務を執行したできごとで、春生門事件の残党と高宗、ヴェーバー公使が協力して実現した。

出典

  1. ^ a b c d e 『朝鮮王朝実録』(1983)p.349
  2. ^ a b c d e f 糟谷(2000)pp.251-253
  3. ^ a b c d 古屋(1966)pp.29-30
  4. ^ a b c d e f g h i 『朝鮮王朝実録』(1983)p.363
  5. ^ (31) 加藤 公使 在任中 事務經過大要 具申 件 韓国史データベース
  6. ^ a b c d 原(2000)pp.6-8
  7. ^ a b c アジア歴史資料センター レファレンスコード: B03050003100 「各国内政関係雑纂/韓国ノ部 第二巻/4 明治31年9月23日から明治31年10月30日」
  8. ^ a b アジア歴史資料センター レファレンスコード: C11081024900 「31年10月11日 金鴻陸は自ら毒殺を企てたりとの任意の供述を為すの件」
  9. ^ コトバンク「独立協会」


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