武田幸男とは? わかりやすく解説

武田幸男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/04 14:36 UTC 版)

武田 幸男
人物情報
生誕 (1934-08-18) 1934年8月18日
日本山形県上山市
死没 (2021-08-04) 2021年8月4日(86歳没)
学問
研究分野 東洋史( 朝鮮史、東アジア交渉史)
研究機関 東京大学
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武田 幸男(たけだ ゆきお、1934年8月18日[要出典] - 2021年8月4日)は、日本の歴史学者東京大学名誉教授。文学博士。東方学会評議員・東洋文庫研究員・朝鮮学会幹事・史学会会員。専門は朝鮮史、東アジア交渉史。山形県上山市出身[1]

略歴

研究

専攻は朝鮮史(おもに朝鮮古代、高句麗史、古代日朝関係史)。末松保和の研究を継承。広開土王碑の研究で知られ、数多くの拓本を収集。その分析から1970年代李進熙らの提唱した広開土王碑についての仮説(好太王碑改竄説)や解釈がすべて成り立たないことを論証した学者である。また中国正史に見られる「倭の五王」遣使記事を検討し、当時の倭国大王が中国王朝に対して「倭」という姓を名乗っていたことを指摘し、古田武彦らの九州王朝説を批判した。

著作

単著

共著・編纂

訳注

外部リンク

脚注

  1. ^ 広開土王碑墨本の研究 紀伊国屋書店 2024年2月6日閲覧。




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