王キョウ (衛氏朝鮮)とは? わかりやすく解説

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王キョウ (衛氏朝鮮)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/05 04:09 UTC 版)

本来の表記は「王唊」です。この記事に付けられたページ名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。
王唊
各種表記
ハングル 왕겹
漢字 王唊
日本語読み: おうきょう
2000年式
MR式
Wang Gyeop
Wang Gyeop
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王 唊(おう きょう、? - 紀元前105年)は、衛氏朝鮮の国家運営にあたった4人の合議メンバー(朝鮮相路人、朝鮮相韓陰、尼谿相、将軍王唊)の1人[1]。官職は朝鮮の将軍[1]

概要

武田幸男は、「路人と韓陰は朝鮮の『相』、王唊は朝鮮の『将軍』であり、おのおの文事と武事を分担したとおもわれるが、そのなかに二姓がみえる。かれらは有力な亡命者、または亡命者ゆかりの人物だったとおもわれる」と述べている[1]。また、三上次男も、王唊の「」という姓氏から、主人である朝鮮王衛右渠と同じく、中国系の人物であることを指摘している[2]

衛氏朝鮮の軍事を担当していた[1]

紀元前109年から紀元前108年前漢が朝鮮を討伐するために攻撃してくると、4人の合議メンバーのうち、路人、韓陰と共に朝鮮王衛右渠を残したまま降伏した[3]。降伏後、前漢から平州侯に封じられたが、後継ぎがないまま1年後に死亡し、侯国は廃絶された[4]

脚注

参考文献

関連項目




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