歴史補助学とされるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/03 00:51 UTC 版)
「歴史の補助学」の記事における「歴史補助学とされるもの」の解説
考古学:古代の史跡や遺物の研究 編年:歴史上の出来事を体系づけ検討する学問 数量経済史:歴史を経済や数字の側面から検討する学問 写本学(英語版):物体としての本を研究する学問 古文書学:歴史的な文書である古文書と文章の研究 碑文研究:古代から残されている碑文の研究 軍装研究(英語版):勲章、軍服、軍の階級についての研究 系譜学:家系の研究 紋章学:紋章の意匠に関する研究 貨幣学:貨幣に関する研究 固有名詞学:人名などの固有名詞に関する研究 切手:切手に関する研究 文献学:過去の文章、言語を扱う学問 プロソポグラフィ:人間関係や出生や自筆文書などを追跡し、当時の政治力学を調査する歴史学研究法 印章学:封蝋などに関する研究 統計学:歴史データ、収集物などの解析に関する研究 地理学:空間ならびに自然と、経済・社会・文化等との関係を対象とする学問 地名学:地名の研究 史学史:過去の歴史家の歴史の調査法、考え方を研究する学問 美術史:芸術の歴史についての学問、イコノロジー/図像学などの解析も行われる。 歴史言語学:言語の歴史変遷を研究する学問 音楽史:音楽の歴史についての学問 建築史:建築の歴史についての学問 文化史:文化の歴史についての学問 政治史:政治の歴史についての学問 民俗学:伝承などについて研究する学問 パピルス学 金石学 など、歴史にかかわる学問全般が歴史認識に必要な補助学と考えられる。
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