歌われた言語一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 19:50 UTC 版)
「オリンピック賛歌」の記事における「歌われた言語一覧」の解説
オリンピック大会の開閉会式では、ギリシャ語、英語、もしくは開催国の公用語で奉唱される。 年大会言語備考1960 スコーバレーオリンピック 英語 1896年アテネオリンピック以来、初めてオリンピック賛歌がこの大会で奉唱された。 1960 ローマオリンピック イタリア語 1964 インスブルックオリンピック ドイツ語 1964 東京オリンピック 日本語 邦題は『オリンピック讃歌』。野上彰による訳詞を初めて使用。 1968 グルノーブルオリンピック フランス語 1968 メキシコシティーオリンピック スペイン語 1972 札幌オリンピック 日本語 1972 ミュンヘンオリンピック インストゥルメンタル 開閉会式では奉唱されなかった。 1976 インスブルックオリンピック ギリシャ語、インストゥルメンタル 開会式は変則バージョンでの合唱。閉会式は通常のものとは違う縦長の五輪旗が降納された。 1976 モントリオールオリンピック ギリシャ語 開閉会式ともギリシャ語で奉唱された。 1980 レークプラシッドオリンピック 英語 1980 モスクワオリンピック ロシア語、ギリシャ語 開会式はロシア語、閉会式はギリシャ語で奉唱された。 1984 サラエボオリンピック セルビア・クロアチア語 開会式でオリンピック賛歌を合唱中、五輪旗を上下逆に掲揚するアクシデント。閉会式は通常のものとは違う縦長の五輪旗が降納された。 1984 ロサンゼルスオリンピック 英語 開閉会式のいずれも英語歌詞の「Sing out each nation, voices strong」から「O'er seas and mountains and plains」までを省略して合唱。 1988 カルガリーオリンピック ギリシャ語 1988 ソウルオリンピック 韓国語 1992 アルベールビルオリンピック インストゥルメンタル 開閉会式では奉唱されず、賛歌の前半のみを演奏した。 1992 バルセロナオリンピック カタルーニャ語、フランス語、スペイン語 開会式はアルフレード・クラウスが開催地のカタルーニャ州の公用語であるカタルーニャ語とフランス語で、閉会式は世界三大テノールの一人プラシド・ドミンゴがスペイン語でそれぞれ独唱した。 1994 リレハンメルオリンピック ノルウェー語 ノルウェーの国民的歌手であるシセル・シルシェブーが歌い出し部分をア・カペラで独唱して、その後児童合唱団と共に奉唱した。 1996 アトランタオリンピック 英語 開会式は合唱。閉会式はジェニファー・ラーモアの独唱。 1998 長野オリンピック 日本語 祝祭管弦楽団の演奏と長野市児童合唱団によって奉唱された。 2000 シドニーオリンピック ギリシャ語、英語 開会式はシドニー交響楽団の演奏、ギリシャ系住民によるミレニアム合唱団によって奉唱された。閉会式はイヴォンヌ・ケニーの独唱。歌っているイヴォンヌの腹に蛾が止まるアクシデント。 2002 ソルトレークシティオリンピック 英語 開会式は英語歌詞の「Sing out each nation, voices strong」から「Along the path of golden way」までを省略した。閉会式は独唱。 2004 アテネオリンピック ギリシャ語 開会式は児童合唱団と共に奉唱。指揮はジョン・サーサスが行った。閉会式も合唱。 2006 トリノオリンピック インストゥルメンタル 開閉会式のいずれも賛歌の前奏と終結部分のみ演奏。 2008 北京オリンピック ギリシャ語 2010 バンクーバーオリンピック 英語、フランス語 開会式はミーシャ・ブルガーゴーズマンの独唱。閉会式はベン・ヘップナーの独唱。開閉会式ともカナダの公用語を採用。 2010 シンガポールユースオリンピック ギリシャ語 2012 インスブルックユースオリンピック インストゥルメンタル 開会式は変則バージョン、閉会式は簡略化バージョンを演奏。 2012 ロンドンオリンピック インストゥルメンタル、英語 開会式はロンドン交響楽団・グライムソープ・コリアリー・バンド演奏の簡略化版を演奏。閉会式は男声のみの奉唱。 2014 ソチオリンピック ロシア語、インストゥルメンタル 開会式はアンナ・ネトレプコの独唱。閉会式は演奏のみで、2年前のロンドン五輪の開会式で使用されたものをそのまま使用した。 2014 南京ユースオリンピック インストゥルメンタル 開閉会式のいずれも演奏のみで、2年前のロンドン五輪の開会式で使用されたものをそのまま使用した。 2016 リレハンメルユースオリンピック ノルウェー語 開会式は少年少女たちのア・カペラ。 2016 リオデジャネイロオリンピック 英語 開閉会式ともに少年少女合唱団が英語で奉唱。 2018 平昌オリンピック ギリシャ語、英語 開会式はソプラノ歌手の黄澄(황수미、Hwang Sumi)がギリシャ語で独唱。閉会式は済州市生まれで11歳の呉言俊(오연준、Oh Yeon-joon)が英語で独唱。 2018 ブエノスアイレスユースオリンピック 英語 2020 ローザンヌユースオリンピック 英語とフランス語、インストゥルメンタル 2021 東京オリンピック 英語 開会式は豊島岡女子学園高等学校と福島県立郡山高等学校の合唱部の生徒たちによる混声合唱。閉会式はオペラ歌手の岡本知高による独唱。 2022 北京オリンピック ギリシャ語 開閉会式ともにア・カペラの児童合唱によって歌われた。
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