橋上化および周辺整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:15 UTC 版)
その後、JR新潟支社と新潟県、亀田町は老朽化した駅舎の建て替えとバリアフリー化を目指し、国土交通省から「まちづくり交付金」の給付を受けて駅舎改築と駅周辺地区整備の事業に本格着手し、2004年(平成16年)4月から駅舎と県道の改修に着工した。その後亀田町は2005年(平成17年)3月21日に新潟市へ編入され、整備事業は市が継承。さらに2007年(平成19年)4月1日の政令指定都市移行に伴い、県道の改修事業も県から市へ継承された。なお駅舎改築前のホーム配置は、西側から相対式の1番線、島式の2・3番線の2面3線となっていた。このうち待避ホームの2番線は待避・折り返し列車をなくし、使用を停止した。旧西口駅舎は5月22日を以って使用を停止し、撤去。西口にはプレハブ造の仮駅舎が設けられた。その後、橋上部と東西双方のエントランス部を建設し、2005年(平成17年)10月1日に現駅舎の仮供用を開始した。この際、旧2・3番ホームは2番線を撤去して拡幅。1番線と3番線に挟まれた島式ホームとし、現在のホーム配置となった。 さらにこの整備事業の一環として西口駅前に、新潟市が建設事業を進めていた「亀田駅前地域交流センター」が2007年(平成19年)4月1日に開設された。1・2階が立体駐輪場で、3階にはギャラリー、会議室などを有する「地域交流センター」と、住民基本台帳・戸籍・納税関連などといった市の証明書発行手続きの一部が行える「江南区役所亀田行政サービスコーナー」が設けられている(サービスコーナーは4月16日開設)。この3階フロアが駅舎2階の東西自由通路とペデストリアンデッキによって接続しており、駅からそのまま入館することができる。 駅舎竣工後も東西駅前広場の整備、東口側の市道及びロータリーの新設、西口側の県道拡幅(亀田駅西土地区画整理事業)等の基盤整備が行われ、2008年(平成20年)には東口・西口の駅前広場が相次いで竣工した。その後西口側では引き続き県道の改修が行われ、2009年(平成21年)冬に全面竣工した。 JR亀田駅周辺地区整備(国土交通省北陸地方整備局) 亀田橋上駅開業(JR東日本新潟支社) (PDF)
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