横雲バイパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:58 UTC 版)
起点:新潟県阿賀野市下黒瀬(下黒瀬交差点) 終点:新潟県新潟市江南区曙町二丁目(曙町二丁目交差点) 延長:6.2 km 構造規格:第3種第1級 車線数 - 暫定2車線(完成4車線) 設計速度 - 80 km/h 幅員(完成時)一般部 - 21.00 m (2.00 m + 7.00 m + 3.00 m + 7.00 m + 2.00 m) 橋梁部 - 24.50 m (2.50 m + 1.25 m +7.00 m + 3.00 m + 7.00 m + 1.25 m + 2.50 m) 国道49号の阿賀野市下黒瀬地区から新潟市横越中央地区に至る区間は全般的に道幅が狭隘で、また阿賀野川に架かる横雲橋(おううんばし)も幅が狭く老朽化しており、また周辺市町村のベッドタウン化により、1970年代以降は慢性的に交通の流れの悪いことが問題となっていた。 これに伴い、亀田バイパスに接続するバイパス路線として整備されたのが、現在の横雲バイパスである。阿賀野市下黒瀬から、横雲橋に隣接する高架の新横雲橋(しんおううんばし)で阿賀野川を渡り、新潟市江南区の横越地区中心部を南側に迂回して、新潟市江南区曙町の曙町二丁目交差点に至る、延長6.2 kmの区間。木津IC以西は完成4車線、同ICより新横雲橋以東は暫定2車線、一部連続立体交差となっている。 横雲バイパスは1986年度(昭和61年度)に事業化され、起点から新潟港横越線までの18工区(延長3.260 km)と新潟港横越線から終点まで19工区(延長2.940 km)に分けられる。 なお横越上町交差点と曙町二丁目交差点周辺には、将来的に立体交差化を行うための用地が確保されている(但し着工時期は未定)。 当初は全区間暫定2車線であったが、全線開通以降、上記の両交差点付近で交通渋滞が慢性化し、加えて接触事故が頻発したことから、2007年(平成19年)度から交通事故対策の一環として「横越上町交差点改良」の事業名称で同交差点付近の4車線化を進め、2009年(平成21年)末までに木津IC - 曙町二丁目間の4車線化を完了した(ただしその後横越上町交差点→木津ICは左車線を導流帯に変えて単車線化されている)。なお両交差点は、今後の交通量や渋滞の発生状況などを見極めた上で、立体交差化について検討が進められる予定である。 また、現在新潟県道46号新潟中央環状線として整備事業が進められている都市計画道路「新潟中央環状道路」との交点との立体化が2021年度(令和3年度)に横越地区事故対策事業として事業化された。
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