構成と配役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 10:12 UTC 版)
「エコーズ (宝塚歌劇)」の記事における「構成と配役」の解説
第1景 美術館にてA 音楽:寺田瀧雄、振付:司このみ 教授(麻月鞠緒)が短い自己紹介をし、画学生達を呼び出す。 第2景 絵(プロローグ)音楽:寺田瀧雄、振付:司このみ 画学生達の、華やかなパレード 第3景 美術館にてB 音楽:寺田瀧雄、振付:司このみ 画学生の男(松あきら、みさとけい、室町あかね、明日香みやこ、新城まゆみ、汐見里佳、真汐ちなみ、平みち、)と画学生の女(北原千琴)が教授(麻月鞠緒)と共に美術館でスケッチを始める。やがて彼らはお城の絵の城門へと吸い込まれてゆく… 第4景 星(イングランド)音楽:高橋城、振付:司このみ お城は戦勝記念の舞踏会の真っ最中。プリンス(寿ひづる)がプリンセス(上原まり)に戦場でもあなたの事を想っていたと歌う。そして戦地からのおみやげの白い蝶を贈る。 第5景 蝶(ジャマイカ)A 音楽:寺田瀧雄、振付:クライブ・トンプソン お城の牢獄には、捕虜となった若者(みさとけい)が閉じ込められている。窓にとまった白い蝶を見て、若者は故郷を思い出す。 第6景 蝶(ジャマイカ)B 音楽:寺田瀧雄、振付:クライブ・トンプソン 若者(みさとけい)の夢の中の故郷。恋人スザンヌ(北原千琴)と過ごした懐かしい思い出。いつしか夢と現実の区別がなくなり、若者はスザンヌの元へ走りよろうとする。銃声が響く…。 第7景 蝶(ジャマイカ)C 音楽:寺田瀧雄、振付:クライブ・トンプソン 若者(みさとけい)は白い蝶となって、恋人の元へと帰った。 第8~11景 光(オリエント)A~D 音楽:高橋城、振付:司このみ 白い蝶が闇の中へと吸い込まれる。次の瞬間、光の洪水。絢爛豪華な千夜一夜物語の絵となる。王(松あきら)と王妃(上原まり)を中心にファンタスティックな総踊り。 第12景 美術館にてC 音楽:中井光晴、振付:司このみ 教授(麻月鞠緒)が悪魔のような人物画の前にやってくると、その悪魔(藤園さとみ)が絵から飛び出してくる。教授に無理やり押し付けた絵には、一見ジャングルのように見える風景、そしてカマキリの姿。 第13景 炎(アフリカ) 音楽:中井光晴、振付:クライブ・トンプソン カマキリのメス(室町あかね)がカマキリのオス(平みち)と愛しあったあと、オスを食べてしまう。究極の愛の形…。 第14景 花(イタリア)A 音楽:中井光晴、振付:司このみ 道化師のプルチネッラ(松あきら)がコロンビーナ(北原千琴)に今日こそ思いを告げようと歌う。 第15景 花(イタリア)B 音楽:中井光晴、振付:司このみ 教会。コロンビーナ(北原千琴)の葬儀が行われている。棺に横たわるコロンビーナにプルチネッラ(松あきら)は愛の告白をする。 第16景 花(イタリア)C 音楽:中井光晴、振付:司このみ 天使が現れ、コロンビーナ(北原千琴)を蘇らせる。プルチネッラ(松あきら)との夢のような結婚式。 第17景 美術館にてD 音楽:寺田瀧雄、振付:クライブ・トンプソン 画学生の男(松あきら)が教授(麻月鞠緒)に、虹を探しに行ったけど見つからなかったと訴える。教授はノミのサーカスの話をして、夢を諦めてはいけないと歌う。 第18~20景 虹(エピローグ)A~C 音楽:寺田瀧雄、振付:クライブ・トンプソン 画学生たちが広々とした草原の絵の前で、新たな夢を追う決意を歌う。そして、それぞれが光の結晶となり、全員で虹の絵を完成させ、幕が下りる。
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